
レビュー評価:(3)
なんかMagsafe充電器って高くないですか?
この記事のまとめ
本記事では、「Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器」について徹底レビューします。
お手頃価格、MagSafe対応、金属製の高級感、取り外し可能なギミック。iPhoneと一緒に揃えたいワイヤレス充電器です。
iPhone 14 Proを自宅専用スマホとして使い始めてから約2週間。15万円もするスマホなだけあって、性能については不満がまったくありません。
ただ、どうしても気に入らないのがLightning端子。
iPhoneを充電だけなのに貴重な電源タップやUSBポートを消費するわけにはいかない。
ということで購入したのが「Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器」。

MagSafe関連のガジェットは高級品という印象でしたが、本製品は4,000円以下。ワイヤレス充電器としてもお手頃価格。
ということで、今回はiPhoneと一緒にポチって絶対後悔しない充電器を紹介します。
| メリット | デメリット |
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Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器の特徴
まず、Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器の特徴をさらっとまとめたのが下記。
- お洒落なアルミニウム合金スタンド
- 縦型、平型兼用
- Type-C充電器付き
- MagSafe対応
- 3,660円
最大の魅力はやっぱり価格。
超有名メーカーだとBelikinやAnkerがMagSafe対応ワイヤレス充電器をいくつか揃えていますが、どれも1万円越えが当たり前。
しかし、本製品の定価は約4,000円。Amazonならクーポンを定期的に配布してるから、さらなる割引が期待できます。
充電器はそこそこの価格で抑えたいという人が買うべきワイヤレス充電器はこれ。
Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器の外観と付属品
Ikkeyはサードパーティー製のブランドだから、外箱のデザインは超シンプル。
箱はペラッペラで安っぽさが滲み出ていますが、大切なのは中身。外見では勝負をしないという格安ブランドらしい姿勢を感じます。

充電スタンド本体はこんな感じ。インテリアとしても全然通じるデザインが素晴らしい。
ただ、カラーバリエーションはホワイト1色展開。好みにもよりますが部屋の基調によっては選びにくいかもしれません。

スタンド部分はアルミニウム合金で成型。控えめの光沢と曲線美が高級感を漂わせます。でも、この子4,000円。

充電パッド周辺にはシリコン素材が貼り付けられていて、スマホの傷付き防止にも配慮。

底面にもシリコンを貼り付け。滑りやすいデスクでも簡単にはズレなくなるのでこれも嬉しい。

スタンド裏面はこんな感じ。充電パッドから直接ケーブルが伸びているタイプになります。

ケーブル端子はUSB Type-C。市販の充電器やモバイルバッテリーからも給電が可能。

スタンド裏にはお尻みたいなシリコンゴムがあって、お尻の割れ目にケーブルを挟むことができます。

スタンド以外の付属品は、充電器と説明書だけ。

スタンド重量は約160グラム、充電器含めても200グラムなので充電スタンドとしては軽量。


Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器の使用感
では、ここからはInkkey マグネット式ワイヤレス充電器の使用感について解説していきます。
セパレート式で縦型・平型どちらも対応
このワイヤレス充電器、じつは他と一味違うギミックがあって、スタンドから充電パッドを取り外すことが可能。

台座がないからMagSafe必須じゃん。
と思いきや、平型にすることで普通のワイヤレスイヤホンの充電にだって使えちゃう。

縦型平型を兼用できるから汎用性が高い。ワイヤレス充電器の形状で悩んでいる人も安心です。
MagSafe対応で簡単充電

冒頭でも話をしたように、このワイヤレス充電器を購入したのはiPhoneを充電するため。
なので、Appleが推しまくっているMagSafe機能にもちゃんと対応。

ただ、iPhone 14との相性は意外と良くない。
横向きで充電できるかと思いきや、設置すると滑り落ちてしまって充電できませんでした。

理由はおそらく巨大化したカメラ。
カメラバンプが干渉して、iPhoneとスタンドの間に微妙な隙間ができちゃうんです。

磁力面にしっかりと当たっていないから本体重量が勝ってしまって落下。横向きで設置できない原因はそんなところ。
充電パッドだけなら、MagSafeが普通に効いて充電可能。

Inkkeyもここまでカメラがデカくなるとは想像していなかったんでしょう。改良モデルの発売が急務。
もしかしたら、MagSafe対応の保護ケースを使えば横向き充電できるかしれないので今後検証予定。
充電速度は遅い
ワイヤレス充電なので当たり前ではあるんですが、充電スピードは有線よりもはるかに劣ってしまいます。

充電時間を検証してみると、iPhone 14 Proを20%から100%まで充電するのに約4時間かかりました。
検証結果の詳しい内容は下記。
| 充電時間 | バッテリー残量 | バッテリー回復量 |
| 0時間 | 20% | 0% |
| 1時間 | 58% | 38% |
| 2時間 | 81% | 23% |
| 3時間 | 91% | 10% |
| 4時間 | 100% | 9% |
バッテリー充電の最適化で、100%に近付くほど充電速度は緩やかになる傾向。
MagSafeワイヤレス充電器だと最大15W充電対応のモノもありますが、本製品は残念ながら最大7.5WのQi充電までになります。

付属品の充電アダプタは20W充電に対応。時間がないときはLightningケーブル直挿しに切り替えましょう。

Apple純正品だと電源アダプタだけで約3,000円。それを考えれば、ワイヤレス充電器も付いてくるInkkeyのコスパは結構高め。
Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器のレビューまとめ

ということで、今回は「Inkkey マグネット式ワイヤレス充電器」の実際の使用感などを解説しました。
充電速度が遅い、iPhone 14との相性が良くないという想像してなかったトラブルもありましたが、価格も考えれば満足できる製品だと思いました。
お洒落なデザイン、縦型平型のセパレート式、それに相性が悪いといっても縦置きなら充電できるし僕は無問題。

ワイヤレス充電器はケーブルの抜き差しが不要になるし、充電忘れも防げるから生活必需品レベルのガジェット。
MagSafe対応充電器が高すぎて購入を足踏みしている人、充電時間をそんなに気にしないという人は本製品のことを思い出して貰えればと思います。
