
ahamoやLINEMOに対抗して、auが提供し始めたpovo。
2021年9月にpovo2.0へとバージョンアップして、色々といい話を聞くようになったから俺も気になって契約したんだ。
ということで、噂の「トッピングシステム」がどんなものか、ahamoやLINEMOと比べてコスパが良いのか悪いのか、povo2.0を実際に使ってみたからレビューしていく。
本記事の目次(タップでジャンプ)
結論

いきなり結論から話すと、povo2.0はほとんどの人にとって契約するべきキャリアプランとなる可能性大。
格安SIM会社が身を粉にして繰り広げる料金戦争に、平然と参加できるのがpovo2.0。それぐらい通信費が安いんだ。最安だと1GB/87円で使うことができる。なのに回線はauそのものだから速度も早くて快適。
安くて爆速、これ以外に契約する理由が必要か?いや、ない。だからおすすめ。
povo2.0のメリット

povo2.0を使ってみて感じたメリットが下記。
・カスタマイズできるプラン内容
・良好な回線品質
・eSIM取り扱い
・節約できるギガ活
・契約に縛りなし
まとめるとこんな感じ。業界全体でも自由度の高いプランやギガ活は珍しくて、しっかりとahamoやLINEMOと差別化できている。
カスタマイズできるプラン

至るところで目にする「トッピング」というpovo2.0独自の方式。
これは分かりやすく言うと、ゲームの課金システムみたいなもので欲しいデータ容量を自分で選んで購入することができるんだ。
povo2.0の詳しいプランの内容が下記。
| 基本月額料金 | 0円 |
| 基本データ容量 | 0GB(制限速度で通信可能) |
| 制限速度 | 128kbps |
| データトッピング | 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(60日間):6,490円 150GB(180日間):12,980円 無制限(24時間):330円 |
| コンテンツトッピング | DAZN使い放題(7日間):760円 smash使い放題(24時間):220円 |
| 通話トッピング | 5分無料:550円 かけ放題:1,650円 |
| サポートトッピング | スマホ故障サポート(月):830円 |
| 対応回線 | 4G、5G |
| 国際ローミング | 非対応(提供予定あり) |
| 通話サービス | 留守番電話:✕ 着信転送:✕ |
| メッセージサービス | キャリアメール:✕(別サービスで利用可) +メッセージ:〇 |
データトッピングの選択肢は現在6種類。最小で1GBから選べるから契約データ容量を細かくコントロールすることができる。
欲を言えば、3GBから20GBまでの間が大きすぎるから10GBのトッピングも用意してあれば最高だった。
ちなみに大容量トッピングになると1GBあたりの料金が割安になる。1GBの価格と30日間の価格が下記。
| トッピング内容 | 1GBの価格 | 30日あたりの価格と容量 |
|---|---|---|
| 1GB(7日間) | 390円/GB | ー |
| 3GB(30日間) | 330円/GB | 330円/3GB |
| 20GB(30日間) | 135円/GB | 2,700円/20GB |
| 60GB(90日間) | 108円/GB | 2,163円/20GB |
| 150GB(180日間) | 87円/GB | 2,163円/25GB |
最大容量のトッピングは1GBの単価がめちゃめちゃ安い。
ちなみにahamoやLINEMOは毎月20GB/約3,000円。povo2.0なら150GBトッピングで毎月のデータ容量を増やせるし、月額料金も抑えられる。はい、最強。
24時間限定だけどデータ使い放題もできるから、いざというときにも対応できてスゴい。
良好な回線品質

povo2.0は格安SIMと違って、キャリアの純粋なブランドだから回線品質は常に最高レベル。
つまり、ユーザーが集中する時間帯に速度が遅くならないからスマホ利用が快適。
ちなみに俺の住んでいる環境で速度測定をした結果がこれ。

時間帯をズラして測定してもほぼこれぐらいの数字になった。
ping値がすこし大きい気もするけど、動画を見たりゲームをしたりするなら十分。ahamoをメイン回線にしている俺が1ヶ月間使用しても特に不満はなかった。
eSIM取り扱い
eSIMがあれば、iPhoneなどでも簡単にデュアルSIM運用ができるようになる。
仕事とプライベートで電話番号を分けたり、契約を分けることで通信費を安くできるとかのメリットがあるからeSIMを取り扱っているのは嬉しい。

申し込みをしてから即日使えるし、今後はeSIMの普及がどんどん進んでくると思う。
節約できるギガ活

通信業界全体でも珍しいもう1つの取り組みがpovo2.0のギガ活。
対象店舗で条件を満たす買い物やサービスを利用すると、おまけでデータ容量をプレゼントしてくれる独自サービスだ。
全国チェーン店がほとんどだから使いやすいのもいい。

3GBや20GBの小・中容量トッピングでやり繰りしている人は、ギガ活を使うことで通信費を節約できるかもしれない。
ただし、au PAYでの支払いが必須だったり、入手してからの有効期間が短かったりとギガ活を使うタイミングも含めて注意が必要。
契約に縛りなし

povo2.0はプランの2年縛りとかはないから、解約をするときにまったく費用がかからない。
解約金やMNPの手数料がいつでも0円。
キャリアやMVNOがさらにお得なプランを始めたときにすぐ乗り換えられるからこれはもう必須レベル。
povo2.0のデメリット

povo2.0を使ってみて感じたデメリットが下記。
・手続きなどは完全オンライン
・制限速度がpovo1.0から劣化
・支払いがクレカのみ
・キャリアメールが無料で使えない
・海外ローミングにはまだ非対応
どれもデメリットとしては弱いんだけど、契約するしないを決めるポイントになりそうなのはこれぐらいだった。
手続きなどは完全オンライン

povo2.0の各種手続きは、専用アプリやウェブサイトを使ったオンライン対応のみ。
ahamoは追加料金を払うことで店頭でも契約サポートをしてくれるんだけど、auは今のところオンラインに徹底している。
問い合わせもチャットのみなんだけど丁寧に返信してくれるからそこまで心配はいらない。
制限速度がpovo1.0から劣化
povo2.0は基本料金が0円になるかわりに、制限速度が最大128kbps。

povo1.0のときは制限速度が1Mbpsだったから、トッピングをしなくても結構快適に使えていたんだ。
これはahamoやLINEMOを使っている人は物足りないかもしれない。
支払いがクレカのみ
povo2.0の支払い方法は新規契約だとクレジットカード決済しかなくて、銀行のデビットカードや口座振替が使えない。
今はクレカを持っていない人のほうが少数派だと思うんだけど、セキュリティを気にしてカード登録することに抵抗感がある人は結構いるかもしれない。支払いでポイントが勝手に貯まるからカード払い推奨。
auから乗り換える場合は、利用していた支払方法が引き継げるから新規限定のデメリットではある。
キャリアメールが無料で使えない
auの他プランだと使えていたキャリアメールがpovo2.0だと使えなくなる。
一応、別途サービスでauメールを継続することもできるんだけど月額330円。

仕事でどうしても使うみたいな事情がないかぎりGmailに移行するほうが断然オススメ。
国際ローミングにはまだ非対応
povo2.0は国際ローミングに非対応なんだけど、今後提供される予定だから海外旅行のときにSIM交換しなくてもデータ通信ができるようになるはず。
ただ、ローミングは従量課金制で高額請求される可能性があるから、むしろ対応していないほうがいい説もある。
海外でもスマホを使いたい人は、プリペイドSIMをAmazonや現地で購入するほうが安全。
povo2.0の利用で注意するべきこと

povo2.0は基本料金が0円でトッピングさえしなければ、無料で通話や制限速度内のデータ通信をすることができる。
と思っていたんだけど、正確には無料でSIM運用はできなかった。
povo2.0はどのトッピングも購入せずに180日が経過すると利用停止や契約解除になってしまうらしいから注意が必要だ。
トッピング内容はどれを選んでも大丈夫みたいだから、お金を掛けずにSIM運用をしたい人はsmash使い放題パックが最安でおすすめ。半年間220円の出資だけで契約解除を回避できる。
povo2.0にするべき人
povo2.0にするべき人が下記。
- 脱キャリアショップをしたい人
- 自分に最適な通信プランにしたい人
- 安くても品質のいい回線を使いたい人
- DAZNやsmashを利用したい人
- とことん節約したい人
povo2.0は契約やサポートのすべてが完全オンライン。手続きの難易度はそこまで高くないけど、公式ガイドを読みながら自力で問題を解決できる人向け。
au本家の良質な回線のまま、データ容量プランを自分で作れるのもpovo2.0の魅力だ。
大容量トッピングを購入すればahamoやLINEMOより毎月の通信費を安くできるからコスパもいいし、ギガ活でデータ容量をお得にゲットできる。節約家の人はpovo2.0で決まり。
povo2.0にするべきじゃない人
povo2.0にするべきじゃない人が下記。
- 店頭サポートが必須な人
- クレジットカードを持ってない人
- トッピング期限の管理が面倒な人
- 留守番機能やキャリアメールが必要な人
- 人口が少ないところによく行く人
povo2.0の支払方式はクレジットカードのみだから、クレカを持ってない人やクレカの情報の登録に抵抗がある人には契約しづらいサービスかもしれない。
トッピングには利用期限もあるから、残りのデータ量といつまで使えるか把握しないといけないのが手間。
あとauの電波は山奥に行くと入らないこともあるから、キャンプや秘境によく訪れる人はpovo2.0だけでは不安かも。サポートエリアの広い回線をサブで用意するなど対策が必要。
MVNOにとって最大の壁がpovo2.0

今回は実際に使ってみたpovo2.0の料金プラン内容やメリット・デメリットを解説した。
基本料金0円から利用できて、欲しいトッピングをいつでも自由に購入できる課金方式だから、通信費の無駄をなくせるのが最大の特徴だ。
俺は山間部によく行くからエリアの広いドコモがメイン回線だけど、そうじゃなかったら絶対povo2.0がメインだった。安さと自由度からほとんどの人にとってpovo2.0が堅実でベストな選択肢になるはず。