
自分の体、もっと簡単に調べてみませんか?

僕が今使っている体組成計は実家で眠っていたモノなんだけど、データ連携が面倒くさくて最近は乗らないことが多くなってきました。
ただ僕も筋トレを始めてから1年が経過しようとしているから自分の体についてちゃんと知っておきたい。
そう悩んでいたときにあのAnkerからWiFiに対応した体組成計が発売されたので今回はこちらをレビューしていきます。
本記事の目次(タップでジャンプ)
体組成計は未来への投資

基礎代謝とエネルギーのバランスがちょどいい20代の人はまだ健康についてあまり意識しないと思うんだけど、体重は定期的に測定したほうがいいと三十路間近の僕がアドバイスします。
理由はとても単純で30代になるとそのバランスが音を立てて崩れるから。

今まで消費できていたエネルギーが体に蓄積するようになってどんどん肥満体質に近づき、生活習慣病とか色んなデメリットを抱えることになります。
それを防ぐためにはこまめな健康管理が必須。ということで体の状態を数値で知ることができる体組成計を購入したという流れ。
大切なのは傾向を知ること
データ採取のメリットは自分が太りそうなのか、痩せそうなのかみたいな傾向が分かるようになる点。
大学受験と同じで傾向が分かれば対策が練れようになります。結果、食生活をちょっと気にするようになったり運動を習慣にするきっかけになるという仕組み。
10年後の自分に健康な体をプレゼントするのが体組成計に与えられた真の役割。
Eufy Smart Scale P2 Proのスペックと外観

Eufy Smart Scale P2 Proの詳細なスペックは下記のとおり。
| Eufy Smart Scale P2 Pro | |
| サイズ | 28×28×2.6 cm |
| 重さ | 1.2 kg |
| 計量範囲 | 0.1 ~ 150 kg |
| 測定項目 | 16項目 |
| 項目内容 | 体重、体脂肪率、BMI、心拍数、筋肉量、骨量、水分量、タンパク質、基礎代謝量、内臓脂肪、体脂肪量、除脂肪体重、体内年齢、ボディタイプ、骨格筋量、皮下脂肪率 |
| 防水 | IPX5 |
| Wi-Fi | 〇 |
| Bluetooth | 〇 |
| 独自アプリ | 〇 |
| アプリ連携 | Google Fit/Appleヘルスケア/Fitbit |
| 価格 | 6,990円 |
僕が前まで使っていた体組成計はBluetoothで毎回データを送信しないといけなくて面倒でした。
しかし、Eufy Smart Scale P2 ProはWiFiにも対応しているから測定後にスマホと接続することなくデータが収集できてめちゃくちゃ楽。やっぱりIot製品は最高。
測定項目も充実していて機能面は1万円を超える他社製品にも引けを取らないでしょう。
Eufy Smart Scale P2 Proの外観
デザインはこれぞ体重計という感じ。カラー展開はホワイト1色のみ。

足を乗せる天板部分はクリアなガラス素材。金属製と違って素足で触れてもヒェッとなりづらいのが嬉しい。

天板中央の金属プレートにはeufyのロゴマークが刻まれていて存在感を感じます。

裏面はすべり止め防止用のゴムパットが4つ、中央には電池ボックス。

使う電池は単4電池が4本。防水IPX5仕様なので電池カバーにはシリコンパッキンが付いています。

電源ボックス上には起動ボタン。

付属品は本体外以外に説明書、メジャーテープ、あと単4電池4本も付いてきます。

Eufy Smart Scale C1との違い
Eufy Smart Scale P2 Proと同時発売された廉価版の体組成計「Eufy Smart Scale C1」とスペックを比較すると下記のとおり。
| Eufy Smart Scale P2 Pro | Eufy Smart Scale C1 | |
| サイズ | 28×28×2.6 cm | 28×28×2.3 cm |
| 重さ | 1.2 kg | 1.2 kg |
| 計量範囲 | 0.1 ~ 150 kg | 5 ~ 150 kg |
| 測定項目 | 16項目 | 12項目 |
| 項目内容 | 体重、体脂肪率、BMI、心拍数、筋肉量、骨量、水分量、タンパク質、基礎代謝量、内臓脂肪、体脂肪量、除脂肪体重、体内年齢、ボディタイプ、骨格筋量、皮下脂肪率 | 体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、筋肉率、骨量、骨量率、水分量、基礎代謝量、内臓脂肪、体脂肪量、除脂肪体重 |
| 防水 | IPX5 | ✕ |
| Wi-Fi | 〇 | ✕ |
| Bluetooth | 〇 | 〇 |
| 独自アプリ | 〇 | 〇 |
| アプリ連携 | Google Fit/Appleヘルスケア/Fitbit | Google Fit/Appleヘルスケア/Fitbit |
| 価格 | 6,990円 | 3,990円 |
計量範囲や防水性などわずかな差はありますが、WiFiに対応しているかどうかが最大の違いとなります。
Eufy Smart Scale C1はスマホと接続してデータを送る必要があるので利便性がEufy Smart Scale P2 Proに劣ってしまう印象。またEufy Smart Scale P2 Proなら骨格筋肉量などさらに踏み込んだ測定ができます。
個人的には3,000円上乗せしてでもWiFi対応モデルの購入を推したいところ。
Eufy Smart Scale P2 Proは超使いやすい
Eufy Smart Scale P2 Proは僕が以前使っていた体組成計よりもずっと使いやすいです。
まず天板に乗れば勝手に計測が始まるので、電源スイッチを押す必要がなくて手軽。

継続するコツは手間をなくすことだから僕みたいにズボラな人間でもハードルが低くて助かります。
この機能がないと測定する度にしゃがんで電源を押さないといけなくて意外と面倒。

あとはWiFIマークや測定体重のディスプレイ表示が消えれば完了。たったこれだけ。

測定結果はなにをせずともスマホへ勝手に送り付けてくれます。便利。

健康アプリはシンプルかつ面白い
ワイヤレスイヤホンの経験からAnker製アプリの出来は結構信頼していて、健康アプリEufyLifeも期待を裏切らない作りになっていました。
測定した体重、BMI、体脂肪率、心拍数の最新データはホーム画面で一目瞭然。1番気になる体重変化のグラフも表示してくれます。

各測定項目はブロックタイル状に表示されて、なおかつ結果の評価もしてくれます。

メニュー上部の表示単位を変えることで体重、BMI、体脂肪率、筋肉量の変化を曲線グラフ形式で確認することが可能。ただ、全項目のグラフ表示が用意されていないのは残念。

とはいえ1番知りたい部分は把握できるから問題なし。
Ankerの遊び心を感じる機能
EufyLifeには他社アプリにない珍しい機能が備わっていてユーザーを飽きさせない工夫が施されています。
まず、3Dモデル機能。自分の体型をアプリ上でも確認することができてちょっと面白い。

どうして付属品にメジャーテープなんて付いてるんだろと思いましたがすべてはこれのため。
定期的に数値を更新すれば体型変化が目に見えるからトレーニングの成果を感じやすくなってモチベーションにもつながります。

嬉しいレポート機能
他にも測定したデータを週間、月間スパンで分析してくれるレポート機能も搭載。

自分でグラフを確認することなく1週間、1ヶ月間のトレーニング成果を確認することができて便利。健康な体づくりのヒントも教えてくれるからこのアプリがセルフトレーナー代わり。

あとホーム画面下部から1日の摂取カロリーもメモすることが可能。

食事内容は登録してあるプリセットから選ぶ形式だから自由度とか正確性はあんまりない感じ。
きっちり管理したい人は別アプリを併用したほうがいいけど、目安としてなら全然使えちゃうレベルです。
Eufy Smart Scale P2 Proは意外と辛口
以前はタニタ製の体組成計を使っていたんですが、今回購入したAnkerの体組成計は体重以外の項目がわりとシビアに測定される印象です。
同じ時間にタニタ製、Anker製を連続で測定した結果が下記のとおり。

タニタ製を使っていたときは筋肉付いてきたし基礎代謝も上がったなぁ、なんて思っていたんですがAnkerさんからは全然やぞという辛口評価を頂くことになりました。
どっちが正しいのかは確認しようがないので不明。ただ、自分を鍛える意味でも今後は忖度しないAnker製を信じてみることにします。
数値に意味はほとんどない

ここまでに体重が何グラムとか、厳しい評価がうんぬんとかを話してきて申し訳なんですが、測定した数値に身はほとんどございません。
そもそも家庭レベルで扱える機器にそこまでの精度を求めるのが酷。
最初にも書いたとおり大切なのは傾向を知ること。自分が1ヶ月前よりも太っているのか痩せているのか、ついたのが筋肉なのか脂肪なのかを判断できればそれでいいんです。
Eufy Smart Scale P2 Proをオススメしたい人
Eufy Smart Scale P2 Proは「気軽に自分の体を管理したい人」にオススメの体組成計となっています。
乗るだけで測定が始まるし、測定したデータもスマホに自動蓄積されるから手間の少なさが魅力。
Anker製だからアプリの作り込みもしっかりしていて、3Dモデルやレポート機能でユーザーを飽きさせない工夫も素晴らしいポイント。これなら僕でも続けられそうって思えれます。
Eufy Smart Scale P2 Proのまとめ

ということで今回は「Eufy Smart Scale P2 Pro」についてレビューしてきました。
WiFi対応モデルの体組成計を導入したことで、面倒くさがりの僕でもここ1週間は目を覚ましてから体組成計に乗る日々をルーティン化することに成功。
これで自分の体重や筋肉量をデータで追えるようになるし、急激に痩せ始めたりしたらなんかヤバくないと病気の早期発見にもつながるかもしれません。
将来が不安な人はまず体組成計を購入して健康な体づくりを目標にしてみるのはいかがでしょうか。