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【Redmi Buds 3 Pro レビュー】新作イヤホンでも圧倒的コスパ

2021年11月1日

レビュー評価:3

この前、スマホをXperiaからXiomiのRedmi Note 10Proに買い換えました。中華スマホということもあって価格は非常に安いんですがライトユーザーの僕には十分な性能で使っていて全然不満がありません。

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そんなXiomiがワイヤレスイヤホンを日本でも正式販売するというニュースを見かけて気が付けばAmazonでポチっていました。

到着予定は11月2日だったはずなんですが予想をはるかに上回る速度で届いたためレビューします。Amazonさん。佐川さんいつもありがとうございます。

メリットデメリット
  • 軽量コンパクト
  • 無線充電対応
  • IPX4防水
  • そこそこのノイキャン機能
  • 1万円以下と超お買い得
  • ちょっと掴みづらい
  • バッテリー持ちがちょっと短い

Redmi Buds 3 Proの特徴

格安スマホを次々と出していくXiomiが今回はワイヤレスイヤホンにも参戦してきました。ANC(アクティブノイズキャンセリング)が付いてAmazon価格は約1万円。ワイヤレス充電とか他の付加価値もちゃんと搭載しているのに。

流行りのANCも品質は良好。

10,000円前後の他イヤホンと聞き比べても悪くない印象。とりあえずANCが付いてて安いイヤホンが欲しい人はコレを買っておけばOK。

2022年8月1日で製品価格の見直しがされて、Redmi Buds 3 Proの定価が12,800円になりました。
Amazon価格はブラックが6,990円、グレーは9,990円。値上げ後はコスパという強みは薄れてしまった印象です。

Redmi Buds 3 Proのスペック

僕が持っているSoundcore Life P3と比較したスペックが下記のとおり。

 Redmi Buds 3 ProSoundcore Life P3
バッテリーイヤホン本体:6時間
ケース込み:28時間
イヤホン本体:7時間(ANCで6時間)
ケース込み:35時間(ANCで30時間)
対応コーデックSBC/AACSBC/AAC
通信方式Bluetooth5.Bluetooth5.0
防水防塵IPX4IPX5
ANC機能
装着検出機能
ワイヤレス充電
外音取り込み
マルチポイント
重量イヤホン本体:4.9g
ケース込み:55g
イヤホン本体:5.2g
ケース込み:60g
価格6,990円8,990円

基本的な性能はほとんど一緒なんだけど、Redmi Buds 3 Proのほうがお手頃価格。

Soundecore Life P3と比較するとどうしてもバッテリー性能や価格で見劣りしてしまう感じです。Ankerが強すぎる問題。

Bluetoothコーデックは最低限

対応コーデックはSBCとAACのみで価格相応という感じ。スマホがaptXやLDACに対応していてもRedmi Buds 3 Proでは活かしきれないのが残念。

ただ、ちょっと音楽を楽しみむだけとかならそう大きい問題でもありません。遅延を気にするならそもそも無線じゃなくて有線イヤホンを買った方がいいです。

Redmi Buds 3 Proの外観

ワイヤレスイヤホン業界でもRedmi Buds 3 Proは軽くて小さいモデルなのが売り。

箱は普通に安っぽい紙製。遊戯王のデッキとかが入ってそうな感じ。

色はクリスタルグレーを選択。

充電ケースはたまごっちを思い出せてくれるような見た目。質感はサラサラのプラスチックで表面は光沢のないマット仕上げ。

表面には接続状態やバッテリー残量低下を教えてくれるランプとファンクションボタン。

背面にはRedmiのマークが小さくプリントされています。

ケース下部に充電用のType-Cポート。急速充電に対応しているので2時間半でフル充電が可能。

ワイヤレス充電にも対応。これは嬉しいポイント。

Life P3と比べるとケースサイズはちょっとだけ小ぶり。

厚みはRedmi Buds 3 Proのほうが薄くて持ち運びも気にならない印象。流石。

重量はイヤホン込みでわずか52gとワイヤレスイヤホンの中では超軽量。

開口形状はスライド式ではなく指輪式だけどケース上部だけが開く仕組みだから片手でも意外と開けやすて持ちやすい。

どうせイヤホンを取り出すのに両手を使うし、片手の開けやすさなんて気にならないと思うかもしれません。でも、この小さな差が日々のストレスにつながってくるのも確か。

Redmi Buds 3 Proのイヤホン形状

ケースが小さいということはイヤホン本体も非常に小さい。すげえ無くしそうで怖い。うどん型を使っていたから取外しはちょっとやりにくい気がします。

イヤー形状はカナル型。初期で付いているイヤーピースは小さめで装着感は浅めの印象。

背面はガラス玉みたいな光沢のタッチパネル。感度もすごく良くて指先で軽く触れるだけでしっかり反応してくれます。

左右が分かりやすいように大きく印字。文字色も違ってとても見やすい。

イヤホン本体もマットな仕上がりでデザインは非常に好印象。タッチパネルのシルバーもアクセントが効いてカッコイイ。

防水性能はIPX4

Buds 3 ProはしっかりIPX4の防水規格に対応していて水滴がついたりするぐらいなら平気。浸水はIPX7ぐらいにならないと駄目だからIPX4も5も大した差がありません。

防水性能が高すぎるとそれはそれで籠った音になりやすいから気軽に音楽を楽しむならこれぐらいがいいのかも。

Redmi Buds 3 Proのノイズキャンセリング

Buds 3Pの売りは強力なノイキャン。Xiomi曰く、35dbのノイズをカットすることができてユーザーを静寂な世界へ連れて行ってくれます。

装着してみるとたしかに車の走行音や喧騒は気にならないほど小さくなるし、部屋の中でつければほぼ無音の世界を楽しむことができました。

しかも凄いのは使い込んでいく度にAIがユーザーの使用環境を学習してノイズキャンセリングの深さを調整してくれるらしい。ここまでくると恐怖。僕よりも僕の耳のことを知っている。

7,000円を切る価格でこれだけの品質があれば十分。ただ、Life P3と比べると強度にわずかながら差があるように感じました。聞き比べて分かる程度だけど、Life P3のほうが高音に効果があるような気がします。

Redmi Buds 3 Proの音質

Buds 3Proには9mmのダイヤフラムドライバが搭載されていて全体的なバランス重視。

公式では低音が豊かで澄んだ音でありがながら高音がクリアで歪みのない音質という風に表現されていましたが、後者の印象のほうが強い。

フラットな音質だから楽器の音よりもボーカルの声が際立って聴こえるので歌声を重視したいという人には向いている。

外音取り込み、通話はクリア

ノイズキャンセリングから外音透過モードに切り替えてもイヤホンで電子的に変換された音はわりと自然。ザラザラとした音が混じりにくく違和感がありません。

電話でも十分な音量を確保しながら声以外のノイズを除去した上で相手に伝えることができる。これだけのノイズリダクション機能があれば周りの環境に左右されずクリアな通話ができそう。

スマホを耳に当てるよりもこのイヤホンで会話したほうが間違いなくいい。

Redmi Buds 3 Proの操作感

Redmi Buds 3Proは感度良好な背面タッチパネルが付いておりタップ回数で操作をする。

デフォルトの操作方法は下記の通り。

操作L/R共通
再生/停止ダブルタップ
次の曲へトリプルタップ
通話開始着信時ダブルタップ
通話拒否着信時トリプルタップ
ANC/外音取り込みモード切替長押し

左右で別々の操作ができるから6パターンの基本的な操作を設定可能。

ただしタップ回数で割当てることのできる操作が決まっているので自由に設定できるというわけではないのが残念。

着脱検知機能有り

このイヤホンには着脱検知が備わっていて、耳からイヤホンを外すと音楽が勝手に停止して、付け直すと勝手に再生されます。自分でいちいち音楽を止めるという操作が必要なくなるのであるると地味に便利。

不要だっていう人もいるからそんな人はスマホのBluetooth設定からオフにできる。ユーザーが機能のオンオフをしっかり決められるのは評価が高め。

Redmi Buds 3 Proのデメリット

7,000円以下のワイヤレスイヤホンに文句をつけるなって話ではあるけれど使ってみて感じた不満が下記のとおり。

対応のアプリがない

正確には日本語対応のアプリがありません。一応、中国語の専用アプリがあるらしんですが日本語には非対応。

俺はXiomiのスマホを使ってるからアプリがなくても設定変更はできるだけど、現状Redmi Buds 3 Proの設定を変更するためにBluetooth設定へアクセスしないといけないからこれが意外と面倒くさい。

Xiomiのスマホじゃない人は日本語非対応のアプリで設定しないといけないからもっと手間。

バッテリー持ちがわずかに少ない

ワイヤレスイヤホンのバッテリー持ちは30時間越えが当たり前になっているんだけど、Redmi Buds 3 Proは充電ケース込みで28時間。しかもANC機能をオフにした状態で。

ANCをオンにしているとおそらく24時間ぐらいになってしまいます。

わずかな差かもしれませんが6時間長くバッテリーが持てばもう1日ぐらい充電をしなくてもよくなるので個人的には重要。

イヤホン本体が持ちにくい

シンプルに小さくて持ちにくい。ビーンズ型の避けられないデメリットがこれ。

スティック型に慣れてしまっていると持つ部分がハッキリしていないと落としそうな不安があります。イヤホンもサラサラとした手触りだからしっかり摘まんであげないと滑りそう。

あと装着感が浅めだったからポロっと耳から外れないか心配。ランニング程度なら問題ありませんでしたが激しい運動をするともしかしたらあるかもしれません。

Redmi Buds 3 Proのレビューまとめ

色々と不満も漏らしたがRedmi Buds 3 Proがコスパのバランスを崩していることは間違いありません。

性能、価格ともに理想的で少々のデメリットがあっても可愛いもの。これが6,990円って他メーカーどうすりゃいいの状態。

バッテリーとかはユーザーが気を付ければいい部分でもあるし、設定方法はアプリを用意したりアップデートで幾らでも対策が可能。あとスライド式じゃないのに片手で開けやすいケースが嬉しいです。

僕はAnkerのSoundcore Life P3の音質が好きだから乗り換えないけど、低音重視よりも音楽全体のバランスやボーカルの声を大事にしたい人はBuds 3Proがオススメ。クセがなくて聴きやすい。

ノイキャンを日常に取り入れたい人や軽量コンパクトなイヤホンが欲しい人、これが最適解ですよ。

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