
「Dellのノートパソコンってどれがいいのって聞いてるの!」
今回の記事はそんな方にお届けします。
みなさん、どうもドーシンです!
世は大モバイル端末時代。スマホ・タブレットを持つ人は増え続けています。
たしかに、スマホやタブレットはコンテンツを楽しむのに最適なデバイスなのは事実。
しかし、より効率的に情報収集をするときや作業をするときはPCがまだまだ有利なんです。
そこで今回の記事では、老舗PCメーカー「Dell」から発売されているノートPC、各シリーズの特徴、シリーズ別のおすすめ製品を紹介していきます。
Dellってどんなところ?

まずDell製品のざっくりした特徴が下記。
・ エントリーからハイエンドまで幅広いラインナップ
・ 洗練されつつあるデザイン
・ BTOにも対応
PC業界で屈指のシェア率を誇るだけのことはあって、どの商品もユーザーの満足度は高い。
スペックとかよくわからないって人でもDellのPCなら後悔することはまずないはず。
幅広いラインナップ

Dellの個人向けノートPCシリーズは全4種類。(2022年1月 時点)
- Insprion:基本的な性能が備わった低コストのエントリービジネスPC。
- XPS:高い処理能力と映像品質を持つハイエンドビジネスPC。
- Dell G:グラフィック性能を意識したエントリーゲーミングPC。
- ALIENWARE:あらゆるゲームを快適にプレイできるハイエンドゲーミングPC。
他にもビジネスや法人向けのシリーズがあるんだけど、今回それは除外する。
理由は価格・性能・使い勝手に差はなく個人があえてビジネスモデルを購入するメリットが見つからないから。
洗練されたデザイン

DellのノートPCはボディがとてもスタイリッシュ。
そのデザインは、オシャレな喫茶店で使ってるPCランキング第1位のMacBookにも負けていない。
シンプルな天板を意識していてDellのロゴマークが控え目なのが好印象。

目に見えるボディ部分にはアルミ素材が使われているので高級感も充分ある。
DellのノートPCデザインはPC業界の中でもトップクラスです。
BTO対応

BTOとは「Build To Order」の略で、カタログから各パーツを自分でカスタマイズして注文ができるサービスのこと。
Dellはそれに対応しているから、自分にとって最適なノートPCを選ぶことができます。

とりあえず1番高いパーツを選んで機能モリモリにしてもいいし、性能は必要最低限にしてコストを抑えればお財布に優しくなる。
PCに詳しくない人でもこの自由さを体験できるのがBTOの魅力。
価格は抑えて New Insprion 14(Intel)
ず価格重視でノートPCとしての基本性能を抑えたInsprion。
これは画面サイズ14インチのプレミアムプラスがおすすめ。

基本的な構成が下記。
| CPU | Intel Core i5 11世代 |
| GPU | 内臓GPU Iris Xe |
| メモリ | 8GB |
| ストレージ | M.2 SSD 256GB |
| モニター | 14インチ FHD(1920×1080) IPS |
| ポート | USB Type-A ×2個 USB Type-C 3.2Gen2×2 (PD対応) ×1個 HDMI ×1個 |
| カメラ | HD(1280×720) 30fps |
| バッテリー | 54WHr、電池持ち 非公開 |
| 重量 | 1.4kg |
| 価格 | 72,000円 |
価格はセール中やクーポン適用で7万円以下。
これといった特徴はないけど、Intel 11世代CPU、メモリ8GB、高速SSDという必要最低限のスペックだから価格がDell製品の中では安い。それに尽きる。
Webブラウジングとか軽量ソフトを使った作業なら平気。

一方で動画編集や最新の重たいゲームをするときはちょっとストレスがありそう。
このノートPCはスマホ以上の大画面でYoutubeを見たり、Officeで簡単な資料を作る大学生みたいなライトユーザー向け。
メモリ数が少ないからソフトを複数同時に使うにはちょっと不安があるから、お金に余裕があるなら16GBのモデルを買ったほうが無難かもしれない。
ビジネスマンはこれ New XPS 13 フルカスタマイズ
次がビジネスモデルの高級品XPS。
ちょっと画面は小さいけど、このシリーズのなかでは価格が控え目なのがいい。

基本的な構成が下記。
| CPU | Intel Core i7 11世代 |
| GPU | 内臓GPU Iris Xe |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | M.2 SSD 512GB |
| モニター | 13.4インチ FHD+(1920×1200) IPS |
| ポート | USB Type-C Thunderbolt4 (PD対応) ×2個 |
| カメラ | HD(1280×720) 30fps |
| バッテリー | 52WHr、電池持ち 非公開 |
| 重量 | 1.2kg |
| 価格 | 154,000円 |
割引されて15万円だから結構いい値段をDellは要求してくる。
Insprionより基本構成の質がちょっと高くなってはいるんだけど、性能差がそこまであるかは微妙。CPUで重視すべきはコア数よりも世代。i5よりi7のほうがちょっと良いよねぐらいの認識でOK。
注目すべきはThunderbolt 4ポートを2つ搭載しているところ。

USB端子はType-Cなんだけど、データ通信速度がUSB3.0/4.0 Gen3の上位互換。
最大40Gbpsの高速通信、4Kディスプレイ2台への映像出力、15W以上の電力供給とかができるようになるから快適性が向上する。
USB Type-Aがない
Thunderbolt4を搭載しているのは嬉しいけど、肝心のUSB Type-Aが1つもない。これが痛い。
PCに限ってはType-Aがまだまだ一般的で、Thunderboltを使えるデバイスが少ないんだ。
好きなマウスとかキーボードを使うためにUSBハブを別で持ち歩かないといけないから、人によってはデメリットにも見えるかもしれない。
初心者ゲーマーなら Dell G15 Ryzen Edition(RTX3060)
Dellから発売されているエントリーゲーミングノートPC Dell G15シリーズ。
エントリーとはなんて書いているけど性能は折り紙付き。

基本的な構成が下記。
| CPU | Ryzen7 5800H |
| GPU | GeForce RTX 3060 6GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | M.2 SSD 512GB |
| モニター | 15.6インチ FHD(1920×1080) IPS 120Hz対応 |
| ポート | USB Type-A 3.2Gen1 ×2個 USB Type-A 3.2Gen1 (PowerShare対応有) ×1個 USB Type-C Thunderbolt4 (PD対応) ×1個 HDMI ×1個 |
| カメラ | HD(1280×720) 30fps |
| バッテリー | 86WHr、電池持ち 非公開 |
| 重量 | 2.6kg |
| 価格 | 172,000円 |
Ryzen7の5000シリーズが搭載されていて処理能力は文句なし。Intel 11世代を選ぶならRyzen 5000のほうが割安なこともあって人気のCPUだ。
映像処理もRTX3060が積んでいるからサクサク。
画面リフレッシュレートが120Hz駆動するからノートPC本体でも快適なゲームプレイを体験できる。ただ15.6インチというサイズはやっぱり小さい。本気でゲームをするなら別モニターが必須。
持ち運びはしんどい

重量が2.6kgもあるから外出メインPCにするには重いしデカい。
性能が高いゲーミングノートPCの悩みどころがコレだ。
持ち運びできないことはないけど、移動中は強制的な筋トレ状態だから屈強なメンタルが求められる。
1番高いやつをくれ ALIENWARE X15 (RTX3080)
Dellの販売しているノートPCで最も性能が高いALIENWAREシリーズ。
この店で1番高いパソコンをくれ、そんな台詞を言える人しか買ってはいけない。

基本的な構成が下記。
| CPU | Intel Core i9 11世代 |
| GPU | GeForce RTX 3080 8GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | M.2 SSD 512GB |
| モニター | 15.6インチ QHD(2560×1440) IPS 240Hz対応 |
| ポート | USB Type-A 3.2Gen1 (PowerShare対応) ×1個 USB Type-C 3.2Gen2 (PD対応) ×1個 USB Type-C Thunderbolt4 (PD対応) ×1個 HDMI ×1個 |
| カメラ | HD(1280×720) 30fps |
| バッテリー | 86WHr、電池持ち 非公開 |
| 重量 | 2.4kg |
| 価格 | 343,000円 |
現状での最高品質を詰めまくった僕の考えた最強のパソコンがコレ。
CPUは上位クラスCore i9 11世代、GPUは性能と値段のコスパ最高 RTX3080、大容量メモリ 32GB、ヌルヌルすぎてもはやキモい 240Hzディスプレイ、機能モリモリのUSBポート群。
これにできないことはほとんどない。そう断言できるDell最高のノートPCだ。
性能は高いけど価格も高い
冷静に考えてみると高い。これに尽きる。
コスパは悪くないんだけどノートPCに30万円払うのは仕事道具でもない限り簡単じゃない。
あと虹色LEDと表面のエイリアンロゴ、外で使わせる気が一切ないデザインはユーザーを選ぶ。
Dell編 ノートPCシリーズ 総評

本記事はDell製の各ノートPCシリーズから代表的な機種を紹介してきたが、最後にどんな人が購入対象になるかをシリーズ別にざっくり分けていく。
使う環境と使用用途でそれぞれ適合する機種が下記。
| 部屋 | 屋外 | |
| ビジネス | Insprion Dell G | XPS Dell G |
| 趣味 | Dell G ALIENWARE | Dell G |
結局、負荷のかかる作業をPCにさせるときはCPUとは別の頭脳が必須。だからグラボを搭載していて安価なDell Gシリーズが汎用的なんだ。
悩むならDell G
もしかしたら今後ゲームや動画編集もしたくなるかもしれないっていう人はDell Gシリーズ一択。
理由は上述のとおり最新のグラボが搭載されてるから。
ノートPCにしてはやや重いのが気になるけど、外出先でも快適な動画編集をするならこれは我慢せざるを得ない。スペックと軽量を両立した異次元PCが俺も欲しい。
ビジネス特化ならInsprionかXPS
絶対に大学生活や仕事でしか使わないという鋼の意思を持っている貴方はInprionかXPSを選ぶのが最適解。
2種類とも1.5kg以下の軽量ノートPC。持ち運びがそこまで苦にならない。
資金に余裕がある人はXPSを選んだほうが複数のタスク処理を快適に実現できるから幸せになれる。
部屋から出ないならALIENWARE
APEXを快適にプレイしたいとか、4K動画編集みたいな目的を持っているならこのシリーズを選んでもOK。
重い作業をしないなら完全な無駄スペック。Dell Gを選んでモニターを買うほうが合理的。
あとデザインが絶妙にダサいから部屋以外で使うのはやめよう。オタクという称号を一発で手にすることになるぞ。
Dell製品はThe無難

Dellはどのシリーズを選んだとしても失敗がない絶対的な安心感がある。
各部パーツの品質も高くて購入後のサポートも万全。Dellというネームブランドに恥じない商品ラインナップばかりだ。
ただし、お得感は別にない

DellのノートPCはどれも値段に見合った性能ってかんじ。
セールをほぼ年中しているけど、標準価格が高いだけで割引後が適正価格だと思うから、他メーカーと比べてお得ってわけじゃないから注意。
価格重視の人はASUSやLenovoを選んだほうがいいかもしれない。