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【万能USBケーブル】充電端子を交換できるマグネット式が最高な件について

2022年9月23日

HPMマグネットケーブルサムネイル

レビュー評価:(3.5)

Type-C、Lightning、microUSB。そろそろケーブルの先端問題にケリをつけませんか?

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今はスマホもマウスもキーボードも充電式が増えてきてすごく便利な世の中になってきました。

ただ、それでも消えない悩みがいくつかあって、そのひとつがケーブルの形状違う問題。先端の形状が違う充電ケーブルが家に溜まっている人も多いんじゃないでしょうか。

今回はその問題を一発で解決できる製品と出会ったので紹介します。

メリットデメリット
  • 3種類の端子に対応
  • マグネット式で脱着簡単
  • データ転送も可能
  • 充電ポートにスペースが必要
  • 電力供給は最大20W
  • 他社製品との互換性

本記事の目次(タップでジャンプ)

充電ケーブルの種類

そもそもスマホを充電するときとか、パソコンとマウスを繋ぐときに使うケーブルってどんな種類があるだろうって疑問から整理すると大まかには下記。

  • Lightning
  • Type-C
  • microUSB

違う形状も一応あるんだけど、主に使われているのはこの3つ。

Lightning端子

Lgihtning 先端

みんな大好きiPhoneに搭載されているLightning端子。

上下関係なく挿入できるコネクタとして登場し、圧倒的な使いやすさが印象的でした。

ただし、これはAppleが独自開発したコネクタなので基本的にはApple製品にのみ対応。パソコンはWindows、スマホはAndroidという人には馴染みのない形状かもしれません。

Type-C端子

Type-C 先端

Androidの充電端子として主流なのがType-C。

Lightningと同じく端子の上下を気にすることなく挿入できるだけでなく、爆速データ転送や優れた充電能力という特徴があります。

難点はスマホ以外に搭載しているデバイスが少ないところ。高速充電器では結構見かけるようになりましたが、パソコンや周辺機器ではまだまだ少数派の印象です。

microUSB端子

microUSB 先端

もはや絶滅危惧種になりつつあるのがmicroUSB。

高耐久性が売りで以前はスマホにも使われていましたがType-Cの登場でその座を明け渡しました。

ただ、ちょっと前のカメラやパソコン周辺機器を買うとまだ姿を見せるので持ってないとそれはそれで困る1番面倒な子。

HPM 100W PD対応 マグネット充電ケーブルの外観

HPMマグネットケーブル 接続

そこで購入したのが充電端子を自由に交換できる「HPM 100W PD対応 マグネット充電ケーブル」。

HPMっていう聞いたことのないメーカーだったんだけど、100W PD充電可能と謳っていたからとりあえずこれを選びました。

HPMマグネットケーブル PD対応

Amazonで検索すれば色々と候補が見つかりますが、どれも中国製ばっかりでした。僕が知っていたメーカーはサンワサプライぐらい。

交換アタッチメントはType-CLightningmicroUSBの3つ。

HPMマグネットケーブル 付属品

アタッチメントの裏側は金色の部分がピン接触面、銀色部分がマグネットになっています。

HPMマグネットケーブル 端子電極

ケーブル側は9ピン接点、その周りにもマグネットリングを配置。

HPMマグネットケーブル 電極

アタッチメント接続部の反対側はType-C端子。

HPMマグネットケーブル 両側端子

通電状態だとアタッチメント接続部が青く点灯する親切設計。

HPMマグネットケーブル 通電

コードには布ケーブルが採用されていて質感がなにげに良い。

HPMマグネットケーブル 布コード

付属品にType-CをType-Aに変換できるアダプタが付いてきます。

HPMマグネットケーブル 変換アダプタ

無名メーカー、中華製品と侮ることなかれ。充電やデータ転送ケーブルとして問題なく使えるし、質感も悪くありません。少なくともスマホを買ったときに付いてくるケーブルよりは全然良いです。

ケーブルの抜き差しが不要になって超便利

HPMマグネットケーブル Pixel6a

この商品最大のメリットは、ケーブルの抜き差しが不要になるところ。

アタッチメントは予めデバイス側に挿し込んでおいて、

HPMマグネットケーブル スマホ接続

充電したいときにケーブルを近づければ、磁力で勝手に接続されるという仕組み。磁力はそこそこ強くて、スマホを持ち上げれるぐらいの力はあります。

HPMマグネットケーブル 磁力

とはいえ着脱しにくいわけでもなく、ケーブル根元を折り曲げれば簡単に取り外しが可能

HPMマグネットケーブル 着脱

Pixel 6aみたいなワイヤレス充電非対応のミドルレンジスマホでも超お手軽充電が実現できちゃう。

HPMマグネットケーブル 充電速度検証

ただし、充電ポート周りにスペースがないとアタッチメントを付けられない場合があるので注意。

厚みのあるしっかりした保護ケースだと、アタッチメントに干渉して充電ポートまで届きませんでした。

HPMマグネットケーブル iPhoneSE

僕がメインで使っているキーボードの数少ない不満点がmicroUSB端子搭載ってところだったんだけど、マグネットケーブルのおかげでもう解決。

HPMマグネットケーブル G93TKL

今後はケーブル1本で事足りるから、邪魔だったmicroUSBケーブルをようやく捨てられます。マジで感謝。

100W充電できるかは微妙

充電端子問題やケーブルの抜き差しの手間はこれで改善されたんですが、肝心の充電能力はというと現状100W充電できるかは疑問という感じです。

というのもメーカー独自の充電技術や充電器との相性が関係して、なんでもかんでも100W充電できるわけではありません。

試しにPOCO F4 GTと純正充電器で試してみると最大でも約20W弱という結果でした。

HPMマグネットケーブル 充電速度
POCO F4 GT 充電器速度

RAVPowerの60W充電器で検証しても結果はほぼ同じ。

とはいえ、iPhoneやGoogle Pixelの急速充電には対応できてるからスマホの充電ぐらいなら実用的なレベル。100W充電は今後対応のデバイスを購入したら検証していく方向で。

データ転送速度も遅い

あと、HPMのマグネットケーブルはデータ転送にも対応。ただ、スマホからパソコンに直接データを転送したときの速度は約30MB/s程度でした。

HPMケーブル 通信スピード

転送速度はUSB 2.0クラスなのでどちらかといえば低速

なのでデータのやり取りには使わず、あくまで充電ケーブルとして利用したほうが良さそうな印象です。

使えるならワイヤレス充電器がオススメ

という感じで、ここまでマグネット式を絶賛してきたんだけど、充電のみに注目すればやっぱりワイヤレス充電器の方がオススメ。

ケーブルの抜き差しことなく置くだけ充電できてしまう利便性。これは一度慣れてしまうともう手放せないぐらいの中毒性があります。

pixel-buds-pro 無線充電

ただ、すべての電子機器がワイヤレスに対応しているわけではありません。

マグネットケーブルはそんな有線必須のガジェットに感じていた煩わしさとサヨナラできる製品です。

どんなガジェットにも対応できる万能ケーブル

HPMマグネットケーブル Lightning端子

世の中には三叉に分かれることで色んなガジェットを充電できるケーブルがあるけど、やっぱり分岐ケーブルの見た目はスマートじゃありません。使ってない端子はプラプラして邪魔だし。

でも、HPM 100W PD対応 マグネット充電ケーブルは普通のケーブルと同じシンプルな形状。しかも、磁力による半自動接続もできちゃいます。

HPMマグネットケーブル 着脱

信頼できるメーカーはまだちょっと少ない印象ですが、僕の購入したHPMは3ヶ月間充電やデータ転送に使い続けて、今のところ故障や不具合に遭遇しておりません。

複数のケーブルを使い分けていたり、ワイヤレス充電非対応のスマホを使っている人はマグネット式充電ケーブルを試していただきたい。きっとアナタのケーブル問題を解決してくれます。

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