
レビュー評価:(4.5)
Google独自のチップセットを初搭載しながら、バグの嵐で悪評を背負いまくることになったPixel 6シリーズ。
その汚名を返上するかの如く発売されたのが「Pixel 7 Pro」。予約で3.5万円のストアクレジットを付けてくれるし、最大6.1万円のスマホ下取りもしてくれる大盤振る舞い。
本体価格も円安下ではわりと良心的。はたしてライバル達を見返すことができるのか、そのあたりを確認します。
| メリット | デメリット |
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Pixel 7 Proの特徴

今回紹介するPixel 7 Proの特徴をさらっとまとめたのが下記。
- 6.7インチ有機ELディスプレイ(120Hz駆動)
- Google Tensor G2
- トリプルカメラ(広角、超広角、5倍望遠)
- デュアルSIM対応(nanoSIM、eSIM)
- ワイヤレス充電対応
- 顔/指紋認証
- おサイフ対応
- IP68防水防塵
- 音声文字起こし機能
- 定価124,300円~
Google最高峰のスマホということで付加価値は全部盛り。
独自チップのGoogle Tensorも第2世代に進化しているし、望遠カメラが5倍にグレードアップ。
そして地味に嬉しいのがロック解除に顔認証が追加されたこと。認識速度はiPhoneほどじゃないにしろ、明るい場所ならほぼ失敗することもなく、全然使えてしまうレベル。
これはiPhoneに対する挑戦状なのかもしれません。
Pixel 7 Proはむしろカッコいい外観

デザインはPixel 6から特に変更されているわけではないんですが、1年経つとこのカメラバーにも違和感がなくなってきて、最近はむしろ悪くない感じがしてきました。
背面は最上位グレードのゴリラガラスVictusを採用。

真ん中には「G」のロゴが鎮座。
おサイフマークの刻印はありませんが、ロゴのちょっと上に仕込まれているはずです。

Pixel 6から導入された帯状カメラユニットを今回も起用。カメラ配置も変わらず左から広角、超広角、望遠。
ただ、ユニット素材がアルミニウムに変更されているので高級感は前作の比じゃないくらい高い印象。

側面はディスプレイ端を丸くするラウンド形状を採用。
フレームはカメラ部分と同じアルミニウム製で、光沢感は結構強め。別カラーだとまたちょっと違う感じらしい。

インターフェースは上面にノイズキャンセリングマイク、5Gアンテナ。

下面は左からマイク、Type-C端子、スピーカー。

右側面には電源ボタンと音量調整ボタン。

左側面にSIMスロットを搭載。

Pixel 7 ProはデュアルSIMに対応していますが、eSIMとの併用前提。つまり物理SIMはシングル仕様。

正面は6.7インチの120Hz有機ELディスプレイ。
最近Pixel 6aをメインスマホにしていたせいで6.7インチの大画面が正直持ちづらい。情報量が増えるのは嬉しいけど人を選ぶサイズ感なのかなと。

Pixel 7 ProにはPixel 6で不評だった画面内指紋センサーを継続して搭載。
ただし、認証精度はしっかりと改善してあります。Pixel 6aでもよくなった気がしていましたが体感ではそれ以上。

ディスプレイ上部にはパンチホールフロントカメラ、わかりにくいですが受話口兼フロントスピーカーも搭載。

ハイエンドスマホらしくデュアルスピーカー仕様ですが、スマホの音質はiPhoneのほうがいい印象。

サイズ感を比較したのが下記。左から4.7インチiPhone SE3、6.7インチPixel 7 Pro、6.1インチiPhone 14 Pro。
いざ並べてみるとPixel 7 Proはやっぱり大きい。

横幅はiPhone 14 Proとそんなに変わらなく見えるけど、掴んだときの納まりは全然違います。

裸での重量は213グラムで、保護ケースを付けた状態だと247グラム。ハイエンドスマホとしては標準的。


Pixel 7 Proの詳細なスペック

Pixel 7 Proの詳細なスペックが下記。参考に無印モデルのPixel 7と比較していきます。
| Google Pixel 7 Pro | Google Pixel 7 | |
| CPU | Google Tensor G2 | Google Tensor G2 |
| メモリ | 12GB | 8GB |
| ストレージ | 128/256GB | 128/256GB |
| ディスプレイ | 6.7インチ(120Hz有機EL) | 6.3インチ(90Hz有機EL) |
| 解像度 | QHD+(3,120 x 1,440) | FHD+(2,400 x 1,080) |
| カメラ | 広角カメラ(50MP) 超広角カメラ(12MP) 望遠カメラ(48MP) フロントカメラ(10.8MP) | 広角カメラ(50MP) 超広角カメラ(12MP) フロントカメラ(10.8MP) |
| バッテリー・充電 | 5,000mAh(30W) | 4,355mAh(30W) |
| 認証 | 顔/指紋認証 | 顔/指紋認証 |
| SIMスロット | nanoSIM | nanoSIM |
| eSIM | 〇 | 〇 |
| おサイフ | 〇 | 〇 |
| ワイヤレス充電 | ○ | ○ |
| 防水・防塵 | IP68 | IP68 |
| サイズ | 162.9×76.6×8.9 mm | 155.6×73.2×8.7 mm |
| 重量 | 212g | 197g |
| 価格 | 124,300円~ | 82,500円 |
大きな違いは、ディスプレイとカメラ構成。Proモデルならヌルヌルの超大画面、すこし画角の広い超広角カメラ、5倍望遠カメラも付いてきます。
ただ、無印モデルなら約8万円で購入できる。iPhone 14が10万円を超えているのにこの価格設定。これはヤバい。
バッテリーとかカメラ画質とかを妥協したくない人はProモデル、コスパ重視なら無印モデルという選び方になりそうです。
Google Tensor G2の処理能力

Pixel 7シリーズでは前作からさらに進化したGoogle独自のチップセットTensor第2世代を搭載。
と聞いていましたが、実際にベンチマークアプリを使って計測するとAntutu Benchmarkスコアは約74万点、Geekbench5ではシングル1,053点、マルチ3,117点という結果になりました。
ちなみに、僕が過去に計測したスマホとAnTuTu Benchmarkスコアを比較すると下記のとおり。
- POCO F4 GT(Snapdragon 8 Gen 1):988,836
- iPhone 14 Pro(A16 Bionic):943,167
- Google Pixel 7 Pro(Google Tensor G2):748,946
- Google Pixel 6a(Google Tensor):746,562
- iPhone SE3(A15 Bionic):734,950
- Xperia 10Ⅳ(Snapdragon 695 5G):392,567
- OPPO Reno7 A(Snapdragon 695 5G):380,669
- Redmi Note 11 Pro 5G(Snapdragon 695 5G):364,419
- Redmi Note 10 Pro(Snapdragon732G):339,728
- Redmi Note 11(Snapdragon680):235,149
想像していたより処理能力そのものは向上していなくて、レベル的にはSnapdragon 888相当という感じです。
とはいえ、普段使いには充分すぎる性能だから問題なし。
むしろ、使い勝手に影響するバッテリー持ちやAI補正がちゃんと強化されていて好印象まである。
5,000Ah/約12.5時間の電池持ち

チップセットがGoogle Tensor G2に変更されたことで省電力性もちょっと向上しています。
PC Mark for Androidでバッテリー持ちを計測したところ100%から20%になるまでの時間は約12時間という結果。(測定条件:明るさ50%、音量50%、リフレッシュレート120Hz)
僕が過去に計測したスマホと比較するとこんな感じ。
- Xperia 10Ⅳ(60Hz):20時間52分
- Redmi Note 11(90Hz):18時間7分
- OPPO Reno7 A(90Hz):15時間41分
- Pixel 7 Pro(60Hz):13時間55分
- Pixel 6a(60Hz):13時間31分
- Redmi Note 11 Pro 5G(120Hz):12時間30分
- Redmi Note 10 Pro(120Hz):12時間5分
- Pixel 7 Pro(120Hz):12時間3分
- iPhone 14 Pro(120Hz):10時間42分
- POCO F4 GT(120Hz):10時間18分
- iPhone SE3(60Hz):7時間21分
処理能力ではiPhoneに及ばないものの、バッテリー持ちはPixelの圧勝。これはハイエンドスマホ随一のバランス型と評価するしかありません。
60Hz駆動で運用すればさらに長持ちになるから、外出先で丸一日使うようなら設定変更するのがオススメ。
Pixel 7 Proの動作確認

繰り返しになりますが、Pixel 7 Proの処理能力はSnapdragon 888相当。
基本的に普段使いで不満を感じるモノではありませんが、3Dゲームに関わるGPU性能はiPhone 14などに一歩劣ってしまう印象。
ということで、実際にアプリやゲームの動作確認をしていきます。今回動作テストしたアプリは下記のとおり。
- Yahooニュース
- ポケモンGO
- ウマ娘
- Apex Legends Mobile
- 原神
また、検証した動作は下記の5段階で評価していきます。
- ストレスのない快適な動作
- 快適な動作
- 普通の動作
- 重めの動作
- 使うのは厳しい
Yahooニュース

Pixel 7 ProでYahooニュースの動作を確認すると、『ストレスのない快適な動作』でした。
ページの切り替わりはiPhoneのほうが一瞬速いような感じがしますが、ほぼ違いはないといってもいいレベル。
6.7インチスマホは表示領域が明確に広くなるから、情報の見逃しが少なくなります。
ポケモンGO

Pixel 7 ProでポケモンGOの動作を確認すると、『ストレスのない快適な動作』でした。
ポケモン捕獲、バトルシーン、設定画面などすべての動作がサクサク。GPS信号もしっかりしていて主人公の追従性もバッチリ。
ウマ娘

Pixel 7 Proでウマ娘の動作を確認すると、『ストレスのない快適な動作』でした。
練習メニューや出走レース選択画面で固まることもなく、ゲーム全体を快適にプレイすることができると思います。
なぜかアップデート後に重たくなるガチャ画面もスムーズに切り替えられます。
Apex Legends Mobile

Pixel 7 ProでApex Legendsの動作を確認すると、『快適な動作』で遊ぶことができました。

デフォルトの画質レベルはUltra HD、フレームレートは高。最高設定に変更すると発熱は気になるものの、アプリが落ちることはなくサクサクした動作感で遊ぶことができます。
原神

Pixel 7 Proで原神の動作を確認すると、『快適な動作』で遊ぶことができました。
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デフォルトの設定は画質「低」、フレームレート「30」でこれはちょっと意外。
やっぱり最新Snapdragon搭載機とくらべるとGPU性能はすこし劣るのかもしれません。
とはいえ、最高画質設定にして1時間プレイしましたが特に問題はありませんでした。快適に遊ぶための性能はちゃんとあるので大丈夫。
Pixel 7 Proのカメラ性能

ここからはPixel 7 Proのカメラ画質をチェックします。
結論からいうと、絶対に期待を裏切らない写真を撮影できるカメラ性能に仕上がっている感じ。
Pixel 7 Proのカメラ構成は下記の通り。
- 5,000万画素 広角カメラ
- 1,200万画素 超広角カメラ
- 4,800万画素 望遠カメラ
画質はiPhone 14 Proと比較。写真はAI補正オンのオート撮影、JPEG撮って出し。夜景はナイトモード利用。
標準カメラ比較
まずは標準カメラで撮影した写真を比較します。
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空と建物を撮影した順光条件の写真。青空の色味はどちらもほぼ同じですが、Pixel 7 Proの方がコントラストが高くメリハリのある写真に仕上がりました。
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続いて、半逆光での写真。
もはや間違い探しレベルですが、あえていうなら色補正の傾向がちょっと違うぐらい。iPhoneはマンションの色がやや緑色になっているのに対し、Pixelは青色に寄せました。
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明暗差が激しい場所での写真。どちらも暗所に露出を合わせた影響で空は白飛び。ただ、Pixelのほうはやや抑え気味にしてくれたから空の水色が微妙に確認できます。
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サイド光での写真。
空の青み、建物の色補正はやっぱり似た傾向。Pixelは陰が濃くてメリハリのきいた写真になる。
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花の写真。
背景ボケは同じぐらいですが、色鮮やかに撮影できるのはiPhone。Pixelも悪くはないんですが淡い印象。
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Pixelはマクロ撮影に対応していて、被写体に近づくと自動でカメラが超広角に切り替わります。色味は同じで、背景ボケだけが強くなる感じ。
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夜景撮影。Pixelはさすがハイエンドという感じ。暗所でも明るく綺麗な写真が撮影できますが、どちらかといえばフレアが発生しやすい印象。
この写真はレンズが汚れていたのでさらにボヤけてしまっています。本当はもっと綺麗。
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Pixelの写真はiPhoneを超えたと評価しても問題ない写り。
舗装や建物のタイル1枚までハッキリと捉えられています。
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超低照度での撮影。フレアやゴーストはiPhoneが少なく、Pixelは細部の解像度で勝負。条件にもよりますが、暗所でも外さない写真はPixelのほうが撮影できる印象。
超広角カメラ比較
続いて、超広角カメラでの写真を比較します。
スペック比較のところで軽く触れましたが、Pixel 7 Proは超広角カメラの画角がちょっと広くなってiPhoneと遜色ない構図で撮影ができます。
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順光での写真。Pixelはタイルや点字ブロックの鮮明さがしっかりと捉えられています。
色補正は広角カメラと同じ傾向ですが、空の青さはPixelの方がちょっとだけ色濃くなりました。
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サイド光での写真。
これは広角カメラと違って、iPhoneよりもPixelの方が露出高め。とはいえ、絶妙なバランスで好印象な写真で良い。
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続いて、超広角カメラの暗所性能を比較します。どちらも甲乙つけがたいですがPixelは全体的に明るめ。
この写真も傾向はおなじ。iPhoneは黒潰れしているところが多く、Pixelは薄雲の形まで把握できます。
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超低照度での撮影。iPhoneは葉っぱの色に補正が引っ張られたのか緑が足されていて不自然。Pixelは街灯のフレアがちょっと強め。
望遠カメラ比較
最後に望遠カメラでの撮影比較。ただし、iPhoneは3倍望遠なので参考程度。
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どちらも超綺麗ですが、Pixelの望遠カメラは解像度も高く驚異的。ただ、すこし緑っぽい色補正が気になる。
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写りは完璧。盗撮するならPixel一択。
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暗所でもその性能は健在。iPhone 14 Proと比較してノイズが圧倒的に少ない。
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看板の白飛びもほぼなくて、望遠カメラの性能は実用的。
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ただ、強い光があるとフレアは結構発生する印象。解像感が高いだけに残念。
Pixel 7 Proのカメラ評価

それで結局のところPixel 7 Proのカメラはどうなんだってところなんだけど、写真動画ともにiPhoneと肩を並べる、もしくは超えるポテンシャルがあります。つまり、最強。
どんなシーンでもお手軽に80点以上の写真が安定して撮影できるのはやっぱり頼もしい。
これで満足できないなら、立派なガジェオタの仲間入り。
豊富な独自機能

PixelといえばGoogle純正スマホにしかない独自機能が有名で、代表的なものだとフワちゃんがCMで使っている消しゴムマジック。
具体的には下記のとおり。
- 消しゴムマジック
- 音声自動文字起こし
- 翻訳機能
- 楽曲自動検索
消しゴムマジック
消しゴムマジックはこれは写真に写り込んでしまった人とかを消す機能。

手前側にあるモノを綺麗に消すのは難易度高めですが、遠くに写っているものであれば誤魔化せるって感じ。
アップデートの精度向上に期待。
音声自動文字起こし
Pixel 6で導入された超便利な機能のひとつ。
真新しさがあるわけではないですが、特筆すべきなのはその精度。漢字の変換とか句読点の位置までバッチリ。これが無料で使えてしまうのが凄い。

ボイスレコーダーはもう不要。Pixelなら録音もできて、文章作成も簡単なんだから。
翻訳機能
翻訳機能はPixel独自というわけではないですが、Googleレンズが写っている言語を自動変換してくれます。

海外論文を読むのが鬼ダルかった大学生時代に超欲しかった。今は海外製品のスペックを調べるときに助かっています。
楽曲自動検索
そして意外と有能なのが楽曲検索機能。
近くで流れている音楽を調べる方法は色々あるけど、Pixelならアプリなしでも常時検索してくれます。

CMで流れてたあの曲名知りたいなとかってときに便利。
リアルタイムじゃなくてもあとから履歴を辿れるし、好きな音楽が増えるキッカケになってくれます。
Pixel 7 Proのメリット
Pixel 6aを実際に触ってみて感じたメリットをまとめてみると下記になります。
● 超広角カメラの画角がアップ
● 30Wのワイヤレス充電に対応
● 顔認証と指紋認証の併用
ここからいくつかのポイントをピックアップして紹介していきます。
超広角カメラの画角がアップ

繰り返しになりますが、Pixel 7 Proの超広角カメラは14mm相当の画角から11mm相当に変更。
今までの超広角カメラはちょっとだけ迫力に欠けていましたが、ようやく他社スマホと同じくらいインパクトのある構図で撮影ができるようになりました。
旅行先とかで思い出をバッチリ残しておきたい人には嬉しいアップデート。
30Wのワイヤレス充電に対応
もちろんPixel 7 Proはワイヤレス充電に対応。

充電ケーブルが必要なくなるから、ケーブルを抜き差しする手間が減るし、デスク周りもスッキリします。
あとPixel 7 Proはバッテリーシェア、つまり逆無線充電にも対応。

Pixelだけでイヤホンとかを充電できるから、いざというときに役に立ってくれる。かもしれません
顔認証と指紋認証の併用
そして、Pixel 7で新たに導入されたのが顔認証。

Pixelシリーズは代々指紋認証を採用し続けてきましたが、ようやく顔と指紋の両方に対応。
顔認証のときはフロントカメラの縁が白くライトアップされます。

ただし、iPhoneのように暗い場所やマスク着用時だとロック解除できないのであくまで保険。
メインは指紋、顔認証はマスクを外しておける自室のみみたいな運用になりそう。
Pixel 7 Proのデメリット
一方で、Pixel 6aを実際に触ってみて感じたデメリットをまとめてみると下記になります。
● デュアルSIMを持て余す
● デフォルトだとUIは相変わらず
● 人を選ぶサイズ感
ここからいくつかのポイントをピックアップして紹介していきます。
デュアルSIMを持て余す
まずひとつ目の弱点、GalaxyやXiaomiのスマホに備わっているクローンアプリ機能がないこと。

つまり、デュアルSIMに対応していても電波障害と災害みたいな緊急時しか役に立たないというのが現状。
Islandとか平行世界っていう代替手段が一応はあるけど、Google側で正式に対応してくれると嬉しい。
デフォルトだとUIは相変わらず
そして、Pixelに実装されているUIの悪さ。
代表的なのがWiFiや明るさ変更できるクイック設定で、他社は一回のプルダウンでほとんどの設定を表示できるのにPixelは最大4つと超少ない。

せめて明るさ調整バーは配置して欲しかったところ。
そう考えるとiPhoneとかXioamiのデザインは完璧。

それ以外だとホーム画面の時計が消せなかったり、検索バーが消せないみたいな細かい不満点が多い印象です。
とはいえ、ランチャーアプリを入れ替えれば解決できるからそこまで重要でもないかなと。

ジェスチャ機能が豊富になったり、アプリを収納できるドックモードが追加できたりと使い勝手が向上します。
人を選ぶサイズ感
あと最近はPixel 6aをメイン、iPhone 14 Proをサブ機運用しているから6.7インチのPixel 7 Proが扱いにくく感じているのが正直なところ。

映像の迫力と表示される情報量は素晴らしいんだけど、普段使いするなら6.1インチがベスト。
そういう意味でiPhoneのサイズ違いラインナップという戦略はユーザーフレンドリーだったのかもしれません。
中型でハイエンドなAndroidスマホを求む。
シリーズ最高傑作がPixel 7 Pro

処理能力がインフレしている最近のスマホ市場で、僕たちが心の底から求めているのは最高の使い勝手。
それを実現したのがPixel 7 Pro。
すべての性能、すべての付加価値が2022年に発売されたAndroidスマホのなかで最強。いよいよ他社の手に負えないスマホをGoogleが創造してしまった感じ。
他社よりも良心的な価格

今年はハイエンドスマホのほとんどが値上がりしていて、もはやゲーミングPCだって買えちゃう。
最新スマホに乗り換えたいけど価格をみて財布の紐が固くなった人もおおいと思いますが、Pixel 7 Proの価格は他社スマホと比べて結構優しめの設定。

GalaxyやiPhoneが15万円越えのなかでPixelは12万円。
性能やカメラは同等以上のレベルなのに安い。しかも今まで使っていたスマホを下取りしてくれる。
お買い求めやすいハイエンドスマホはPixel一択です。
