【CIO SMARTCOBY DUOレビュー】荷物にならないモバイルバッテリー

鞄にひっそりと隠せるモバイルバッテリーを探していませんか？

アダちんです。Twitterやっています。

今のスマホは大容量バッテリーを搭載するようになったおかげで、数年前のスマホよりも長時間使用することができるようになりました。

ただ、ハイエンドスマホになるとバッテリー持ちが悪化。充電せずに1日フルで使い続けられるのはせいぜい朝から夕方ぐらいまで。それだと休日に遊びに出掛けるときにはやっぱり不安があります。

そこで目を付けたのがCIOから新発売されたモバイルバッテリー。パススルー充電対応、クレジットカードサイズの超小型軽量ボディが魅力的な本機をレビューしていきます。

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ガジェットは軽さが正義

ほとんどの人が普段から鞄を身に着けて生活をしていて、その鞄にはスマホやら財布やらが入っていると思います。

生活必需品を持ち運ぶのにとても便利な鞄ですが、問題はその収納力に甘えて色んなモノを突っ込んでしまいがちなところ。そうすると鞄自体どんどん太っていき重たくなってしまいます。

リュックタイプならまだしも手で持つタイプの鞄なんて外出中は常に筋トレしているような状態で地獄。荷物は軽いほうが絶対にいいし、鞄の中身を圧迫しないコンパクトサイズであればなお良し。

僕が普段使っているスパイベルトにスマホと一緒に楽々収納できるモバイルバッテリーを探して「SMARTCOBY DUO」を今回購入しました。

SMARTCOBY DUOの特徴と外観

SMARTCOBY DUOはスマホを約2回分充電できる10,000mAhの大容量モバイルバッテリーとなっています。詳しいスペックは下記のとおり。

SMARTCOBY DUOの特徴的なポイントは端子がType-Cに統一されているところ。

巷のモバイルバッテリーがまだType-Aを実装しているにも関わらず、CIOは先の時代を見据えた強気な設計をしてきました。

SMARTCOBY DUOの外観

SMARTCOBY DUOは厚みこそわずかにありますが、そのぶん縦長のスリムボディを実現。

表面はプラスチックではなくラバーのような滑りにくい質感で、傷が付きづらく手触りがとてもいい感じです。

表面下部には金色に輝くロゴプレートがあしらわれています。

側面は綺麗な弧を描いた持ちやすい形状。インターフェースなど特にありません。

筐体上面にはType-C端子が二口。端子のラベンダーカラーが独特。

アルミ削り出しのような金属プレートは高級志向の人でも満足できそうです。細部にも抜かりがありません。

下面も同様の金属プレート。SMARTCOBY DUOの仕様情報などが刻印されています。これ空港の荷物検査で指摘されたときに容量チェックできるから意外と嬉しい。

サイズ感は公称されているとおり名刺やクレジットカードサイズ。僕が愛用している小型財布SECRIDと比較するとこんな感じ。

重量は185グラム。ケースを付けたiPhone SE3と同じくらい。

注意点として、付属品に充電ケーブルが含まれていません。AndroidユーザーはType-C to Type-C、iPhoneユーザーはLightning to Type-Cケーブルを自分で用意しましょう。

SMARTCOBY DUOはバッテリー残量がわかりやすい

SMARTCOBY DUOはデバイスと接続すると自動で充電が開始されるんだけど、デバイス充電中は本体のバッテリー容量をデジタル表示してくれます。

本体充電中は残量ではなく電池マークを表示。

ほとんどのモバイルバッテリーはLEDランプが点滅されるだけですが、本機はバッテリー残量を数字でちゃんと把握できて助かります。

充電できないモバイルバッテリーなんて金の入ってない財布ぐらい不要。

SMARTCOBY DUOは2台同時に20W充電が可能

SMARTCOBY DUOの出力は20Wの急速充電に対応していて、デバイスのバッテリーを短時間で回復できます。

スマホと接続してみたときの計測値は約14W。

実際にSMARTCOBY DUOを使ってPOCO F4 GTを30分間充電するとバッテリーは19%から47％、約30%回復させることができました。

ちなみにSMARTCOBY DUOのバッテリーは約15%消費。1分で1%充電できると考えれば十分実用的じゃないでしょうか。

SMARTCOBY DUOはパススルー充電に対応

SMARTCOBY DUOはパススルー充電に対応しているので片方のType-Cで本機を充電しながら、もう片方のType-Cでデバイスを充電することができます。

コンセント1個で複数のガジェットを給電できるのがメリット。この機能があれば電源タップが少ない賃貸でも安心。

ちなみにパススルー充電をしているときの本体バッテリー表示はSMARTCOBY DUOの充電が優先されるようです。

SMARTCOBY DUOは発熱が強め

デバイスを充電しているときのSMARTCOBY DUOに触れてみるとこれが意外と熱くて驚きました。

発熱を1番感じるのは充電端子がある上部の金属プレート。温度は体感だと約40°くらい。

触れないことは全然ないんだけど何も知らない状態だと驚いて指を離してしまいそうになります。

本体表面の材質をラバーにしたのはもしかしたら充電中でも本体が持てるようにするためなのかもしれません。

SMARTCOBY DUOをオススメしたい人

SMARTCOBY DUOは「複数のデバイスを同時に充電できる超コンパクトなモバイルバッテリーが欲しい人」にオススメ。

スマホを充電するには十分な10,000mAhの大容量バッテリーを搭載していて、ケーブルと一緒に鞄の小さな内ポケットにも収納できるサイズ感が魅力的です。

上を見ればより高出力でPPS対応にも対応した製品がありますがお手頃な価格で使いやすいモバイルバッテリーはSMARTCOBY DUOで決まり。

SMARTCOBY DUOのまとめ

ということで今回は「CIO SMARTCOBY DUO」についてレビューしてきました。

スマホのバッテリー持ちは1日中触っていなければそこまで気にならないし、モバイルバッテリーの登場する機会もそこまでないというのが正直なところ。

ただ、休日に外へ遊びに出掛けるときは持っているといざというときに備えられるから安心。この安心感に価値があると感じる人は買って後悔しないはずです。