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【節約の一手】X-TRAILを断捨離して、自転車ライフを検討してみる

僕はX-TRAILっていうクルマをリース契約で借りてるんだけど、来年11月で契約満期を迎える予定。

その後は返却もしくは買い取りを選ばないといけなくて、今のところは前者で検討しているところ。

ただ、そうなると来年から移動手段がなくなってしまう。それはマズい。ということで、自転車生活を急遽視野にいれることにしたから、今回はクルマ乗りが自転車乗りへシフトする葛藤、決め手、懸念材料を話していきます。

X-TRAILありきの生活

まず僕のクルマ遍歴から簡単に説明させてもらうと、社会人になってから半年後に1代目のマイカーを購入。それから2年後にX-TRAILへ乗り換えていて、クルマを持つようになってからざっと6年が経過。

そんな奴がいきなりクルマを手放して大丈夫なのか。

と思っていたんだけど、ここ数年を振り返ってみて意外となんとかなりそうだなと考え直したのが事の始まり。

クルマはいつも必要なわけじゃない

そんな結論に至ったというのも、クルマが本当に求められる頻度がじつは結構少なかったから。

僕がクルマに乗るのは片道20分の通勤がほとんどで、数少ない趣味のキャンプに行くために一応必須ではあるんだけどそれも年間10回ぐらいってレベル。

あれ? 冷静に考えると、日常生活はなんとでもなるしキャンプも月1ぐらいならレンタカーで充分じゃない? って感じで、クルマを持ってる理由が逆に分からなくなってしまいました。

クルマ所持のメリット・デメリット

ただ、クルマそのものが超便利であることは揺るぎない事実。

そんなことはもう骨身に染みついているんだけど、自転車ライフに切り替えるためには、クルマの抱えるメリットとデメリットを整理しておく必要があります。

6年間クルマに乗り続けてきた僕が感じる具体例が下記のとおり。

【メリット】世界が広がる

正直これがクルマを持っている最大のメリット。

日本は全国どこでも公共交通機関がそれなりに整っているとはいえ、電車やバスだと発着時刻が決まっていたりで訪れるのに苦労する場所も多い。

だけど、クルマなら時間や天気に縛られることなく、好きなところに行き放題。

行動範囲が圧倒的に広がるし、未知の体験とも出会えるから人生がガラッと変化します。おかげでアウトドアに全然興味のなかった僕がキャンプを趣味にしてしまう始末。

【メリット】移動の快適さはピカイチ

クルマはいわば動く個室みたいなものだから移動中も超快適。

空調のおかげで夏は涼しく冬は暖かいし、カラオケよろしく大声で好きな曲を歌っても怒鳴られることもない。

他人に気をつかうことなく、自分だけの空間を楽しめるのは自室かクルマの二択。

【メリット】買い物の頻度が減る

あと食材や日用品のまとめ買いができるから、週に何回もスーパーに足を運ぶ必要がなくなる。

今はAmazonがあるから絶対買い物に行かないといけないってわけでもないんだけど、米とか水はやっぱり割高だし生鮮食品はそもそもネット通販だと難しい。

だから、ほとんどの人はまだスーパーに頼らざるをえなくて、そんなときはクルマがあるとやっぱり楽。

【デメリット】想定外なこともしばしば

クルマは移動手段のなかでもすごく自由度が高いんだけど、実際のところ予定が最もズレやすいという特徴も兼ね備えてる。

タイミング次第では赤信号に何回も捕まるし、いつどこで渋滞に巻き込まれて遅刻するかも分からない。

ほとんどの人はリスク回避のために早めの行動をするんだけど、うまくいったらそれはそれで無駄な待ち時間ができるし、意外と思ったようにいかないのがクルマの難点。

【デメリット】維持費が超高い

そして最大のデメリットは維持費。

ガソリン代は年々高騰してるし、保険代も運転歴の浅い20代は高額。税金に至っては走行税が導入されるなんて噂もちらほら。

車両価格ですらアホみたいに高くなってるのに、購入後もガンガン財布から金がなくなっていく。そりゃ若者はクルマに興味なんてもたないし免許すら取らない。

クルマと自転車のコスト比較

やっぱりクルマを持つ持たない論争で問題になるのはメリットと維持費のバランス、つまりは費用対効果。

車種にもよるんだけど定期的にかかる出費を許容できるかが分岐点になる。

ということで、クルマと自転車それぞれの年間コストを比較して最終判断を下していくことにします。

クルマにかかるコスト

クルマの維持費は車両によって全然変わるんだけど、僕の場合(X-TRAIL、排気量2000cc)だと下記のとおり。

  • 車両ローン(1ヶ月):11,200円
  • 車両ローン(ボーナス月):100,000円
  • 自賠責保険(2年):20,010円
  • 任意保険(1年):24,000円
  • 車両保険(1ヶ月):9,800円
  • ガソリン代(1ヶ月):6,000円
  • 車検料金(2年):32,800円
  • 自動車税(1年):39,500円
  • 重量税(2年):24,600円

これを年間金額に換算すると下記のとおり。

  • 車両ローン:11,200円*10か月=112,000円
  • 車両ローン(ボーナス月):100,000円*2ヶ月=200,000円
  • 自賠責保険:20,010円/2年=10,005円
  • 任意保険(1年):24,000円
  • 車両保険(1ヶ月):9,800円×12ヶ月=117,600円
  • ガソリン代(1ヶ月):6,000円×12ヶ月=72,000円
  • 車検料金(2年):32,800円/2年=16,400円
  • 自動車税(1年):39,500円
  • 重量税(2年):24,600円/2年=12,300円
  • 合計:603,805円

ローンがなかったとしても年間30万円以上の維持費がかかるし、他にも定期的なオイル交換とか地域によってはスタッドレスタイヤが必要でさらに出費が増える。

なんとなくわかっていたけど、大きめの普通車はとにかく大食い。

自転車にかかるコスト

次に、自転車生活で予想される出費は下記のとおり。

ちなみに自転車の車両価格は20万円、各パーツの平均寿命は括弧内で想定。

  • 車両価格(寿命10年):200,000円
  • タイヤ(寿命2年):8,000円
  • チューブ(寿命3年):2,400円
  • チェーン(寿命2年):3,000円
  • ブレーキパッド(寿命1年):1,500円
  • 自転車保険(1ヶ月):250円
  • 自転車整備(1年):2,000円
  • チェーンオイル(1年):1,300円

これを年間金額に換算すると下記のとおり。

  • 車両価格(寿命10年):200,000円/10年=20,000円
  • タイヤ(寿命2年):8,000円/2年=4,000円
  • チューブ(寿命3年):2,400円/3年=800円
  • チェーン(寿命2年):3,000円/2年=1,500円
  • ブレーキパッド(寿命1年):1,500円
  • 自転車保険(1ヶ月):250円×12ヶ月=3,000円
  • 自転車整備(1年):2,000円
  • チェーンオイル(1年):1,300円
  • 合計:34,100円

さすが自転車。維持費がマジでかからない。

これならキャンプへ出掛けるために毎月レンタカーを借りても全然お釣りがくるレベル。

年間コストの差額は約60万円

この差額はあまりにもデカすぎ。

もちろん憧れのクルマに乗る経験、新しい趣味の楽しみもあったから後悔は全然ないんだけど、今ではコストと満足感が釣り合わなくなってきたのも事実。

このままX-TRAILに乗り続けても僕の幸福度は増えていかないから、クルマを断捨離して新しい体験を探してみる。

買うかもしれない自転車3選

ただ、肝心の自転車そのものがパーツ不足で品薄の状況らしい。

入荷の目途は全然わからないし、X-TRAILを返却する11月前に探しても絶対間に合わないって近所の自転車屋にも忠告されたぐらい逼迫してる。

さすがにそれはマズいということで、欲しい自転車の目星をある程度つけたから軽く紹介していく。

見た目が7割、性能は3割

その前に、まずは自転車を購入する上での僕なりの条件を決めておきたい。

自転車は上を見上げればキリがないんだけど、僕のメイン用途はあくまで片道20分の通勤。だからプロが使うような走行性能があっても宝の持ち腐れになるだろうし、高級車は盗難リスクに怯えないといけないのがツライ。

ということで、今回は性能よりも外観重視かつそこそこの価格帯というのを条件にします。

GIANT CONTEND 0

まずは、超ド定番メーカーGIANTから発売されているCONTEND 0。

エントリークラスのロードバイクで重量9.1キロ、22段変速、フルカーボンフォークが魅力的。厨二心をくすぐるメタリックなフレームもかっこいい。

各部のパーツも価格のわりに妥協がなく、街乗りに適した1台という印象です。

Fuji Fether CX+

続いて、最近ちょっと人気がでているらしいFujiってメーカーのFeather CX+。

パッと見た感じはロードバイクなんだけど、オフロードにも対応した幅広のタイヤが付いていて、荷台の拡張に使えるダボ穴が豊富に備わっているグラベルロードっていうタイプの自転車。

通勤だけじゃなくアウトドアにも使えるってところに結構惹かれるし、お財布に優しい価格も素敵です。

cannondale Topstone 4

最後はアメリカの老舗メーカーcannodaleのTopstone 4。

軽量かつ耐久性のあるカーボンフォーク、悪路でも安定しやすい37mm幅のタイヤ、チェーン落ちしにくいフロントシングルが採用されいていてFeather CX+よりもさらにオフロード特化したモデルになります。

フレームの厳つさを和ませてくれるホイール部分のベージュラインもいい感じ。

自転車の注意点

欲しい自転車もなんとなく絞れてきたし、11月から自転車ライフを始めるつもりは満々。

それはいいんだけど、自転車には注意点がいくつかあってそれをクリアできる人じゃないとそもそもオススメできる乗り物じゃない。

最後にその辺りを解説するから、これから自転車を買おうか悩んでいる人もぜひ参考にして欲しい。

拠点規模は中核市以上を推奨

自転車は荷物を運んだり移動できる距離に限界があるからこそ、住んでいる場所がものすごく重要になってきます。

具体的には中核市並みの規模があって、最寄駅まで歩いていけると最高。

もし1番近いスーパーまで5キロ以上あるようなら自転車は絶対やめたほうがいい。高い出費を払ってでもクルマの利便性を優先したほうが生活の質は向上する。

メンテナンスが面倒

クルマは半年点検とか車検とかがあるからユーザーがどうこうってことはないんだけど、逆に自転車の場合は日々のメンテナンスが求められる。

代表的なのがタイヤの空気圧チェック、チェーンの注油、各パーツの洗浄。

これを2週間ぐらいのスパン、雨降りの後は毎回やらないといけないから、クルマに比べて自分で対処しないといけない面倒事が増えます。

自転車は舐めてると危険

それと忘れられがちなのが自転車は道路交通法で軽車両に分類されるというところ。

人とか停車してるクルマに衝突すれば基本的にこっちが加害者。

過去には賠償責任が伴うような大事故だって発生してるし、いつ自分が当事者になるかわからない。自転車だからと高を括らず、危険式を持って安全な自転車ライフを楽しんでほしい。

クルマを断捨離する選択

クルマは確かに超便利な乗り物なんだけど、人によってはコスパが悪いケースもあって僕もその一人だった。

僕の場合は憧れだったX-TRAILに4年ちょっと乗り続けたことで、クルマが超好きなわけでもなく今の生活に必須でもないことに気付けたって感じ。

30年間で築き上げたライフスタイルはそう簡単に変わらないだろうし、現状はクルマを持っていても宝の持ち腐れ。だからこそ、リース終了をきっかけに自転車生活をスタートすることにした。

自転車は財布優しい移動手段

自転車は初期投資こそちょっと必要だけど維持費は激安。

毎年の税金を納めなくてもいいし、値上がりしてるガソリン代に震えることもなくなる。皮算用だけどクルマを断捨離することで年間60万円の出費が抑えられる計算。

この節約効果はあまりにもデカい。

節約は手段、目的は新しい刺激

そして節約してできたお金は新しいガジェットとか自分磨きに使う予定。

今は欲しかったカメラを買ったり全身脱毛をしてみたいんだけど、いずれにしても高額という足踏みしていた理由がこれでひとつなくなる。

自転車は出費をかぎりなく抑えながら行動範囲を広げられる唯一の手段だから、クルマの維持費が気になっている人は乗り換えを真剣に検討してみるのがオススメ。

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