
マウスに対する物欲がヤバい。あ、良さそうだなって見つけた瞬間にもうポチってるレベル。
というのも、最近のゲーミングマウスが安すぎるんだ。ロジクールとかRazerは相変わらずブランド価格を維持してるんだけど、同業他社の企業努力がハンパじゃない。
最新のセンサーとか抜け目ないビルドクオリティがあって1万円しないのも普通。ということで、安かろう悪かろうを覆す軽量マウス「Dragpnfly F1 Pro」を今回は紹介する。
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Dragonfly F1 Proの特徴

Dragonfly F1 Proの特徴をまとめると下記のとおり。
- 左右対称の中型マウス
- 無線モデル(2.4GHz USB)
- 49グラム
- 5つのボタン
- メインボタンのフィット感が素敵
- Type-Cポート搭載
- 約6,500円
Dragonfly F1シリーズには他にも無印、ProMAXモデルが展開されているんだけど僕が購入したのはProモデル。
違いはバッテリー持ちと価格ぐらいで、構成パーツとかはほぼほぼ同じ。
なるべく安くしたいなら無印だし、バッテリー持ちを優先したいならProMAXにするのがおすすめ。特に、ProMAXは重量が6グラム重くなるだけでバッテリー容量がProの二倍になるからちょっと羨ましい。
Dragonfly F1 Proの外観と付属品

じゃあDragonfly F1 Proの外観を確認していく。
カラーは定番のブラック・ホワイトの2色が用意されていて本記事ではホワイトを紹介。
内容物はこんな感じ。

- マウス本体
- USBケーブル
- USBレシーバー
- レシーバー延長アダプタ
- 交換用ソール
- グリップテープ
- 簡易説明書
- ステッカー
マウスを真上から眺めるとこんな感じで、全体的に丸みを帯びたデザイン設計になっている。

マウス表面はすべてマット加工で統一されていて質感は良さげ。

マウス先端側には充電状況を教えてくれるLEDランプを搭載。

お尻側にはDragonFlyという名を冠するだけあってトンボのロゴが印刷されている。ただ、手がよく触れる部分だから使ってるうちに削れてこないか心配。

底面には左からポーリングレート変更ボタン、光学センサー、電源スイッチ。

大きめのソールは100%PTFE素材で、抵抗感のほとんどないかなり軽めの滑り心地を体験できる。

もちろんUSBレシーバーの収納ポイントも完備。

フロント側には充電用のType-Cポート。

ただ、マグネット式の充電アダプタを取り付けようとすると、ポートの上側が干渉してちゃんと接続できないんだ。残念ながら充電には普通のケーブルを繋ぐしかない。

リア側はこんな感じできれいな左右対称。

左サイドには二つのサイドボタンを備える。

右サイドには製品名のロゴがプリントされているんだけど、このさり気ない感じがいい。

サイズは縦122ミリ、厚さ36ミリ。横幅は先端61.5ミリ、お尻63ミリだった。


重量は公称値だと49グラムなんだけど、実際に計ってみると53グラムだった。

付属品はそこそこ充実していて、接地面積の小さな交換用ソールがちゃんと同封されている。

Dragonflyの外装はちょっとスベりが良すぎる気がするんだけど、それをカバーするための専用グリップテープも完備。

十字状の凹凸をあしらうことで指先のグリップ感が向上するから「つまみ持ち」の操作性がさらに良くなりそう。

USBケーブルは柔らかく触り心地もいいパラコード。コネクタ形状はType-A to Type-C。

USBレシーバーはType-Aポートに差し込むやつ。

ゲーミングマウスではお馴染みの延長アダプタももちろん付属。金属製でなにげに質感がいい。

ただ欲をいえば、マウスやUSBレシーバーに合わせてケーブルや延長アダプタの配色を統一してほしかった。
Dragonfly F1 Proと他社製品のスペック比較
| 製品名 | Dragonfly F1 Pro | Hati-S Plus 4K | Ninjutso Sora |
| 接続 | 無線 | 無線 | 無線 |
| センサー | PAW3395 | PMW3399 | PAW3395 |
| マウススイッチ | Kailh GM8.0 | Zippy | HUANO製ピンクドット |
| ボタン数 | 5 | 6 | 6 |
| バッテリー | 65時間/250mAh | 70時間 | 70時間 |
| 解像度 | 50~26,000 DPI | 400~20,000 DPI | 50~25,600 DPI |
| 最大ポーリングレート | 1,000Hz | 4,000Hz | 1,000Hz |
| 最大速度 | 650IPS | 650IPS | 650IPS |
| 最大加速度 | 50G | 50G | 50G |
| ケーブル | パラコード | ビニール/ パラコード/ | パラコード |
| オンボードメモリ | ✕ | ✕ | 〇(最大5つ) |
| ライティング | ✕ | ✕ | ✕ |
| サイズ | L122×W64×H38mm | L117×W61×H40mm | L121×W59×H37mm |
| 重量 | 53g | 48g | 47g |
| カラーリング | ● ブラック ○ ホワイト | ○ ホワイト ● グレー ● ピンク | ● ブラック ○ ホワイト |
| 価格 | 約7,200円 | 約20,000円 | 12,900円 |
Dragonfly F1 Proはお手頃価格なだけじゃなく構成パーツやスペックもしっかりしていて、1万円を超えるマウスと比較してもほぼほぼ違いがない。
数グラム重いんだけど、そんなものは誤差だから関係なし。
もはやマウスは持ったときの感覚とかデザインでしか差別化できない段階にきている。
Dragonfly F1 Proの持ち方比較
ということで、肝心の握り心地については下記のとおり。
つまみ持ち


Dragonfly F1 Proはどっちかというと背の低いマウスだから手の裏と干渉しづらく、マウスの動かせる範囲がちょっと広め。
ホイール、サイドボタンにもちゃんと指先が届くし実用性は高いと思う。
ただし、シェル表面が結構滑りやすく指先でしっかりホールドするためにはグリップテープが必須。
つかみ持ち


メインボタンの先端はU字状になるよう深めの窪みがつけられていて、指先を置いたときのフィット感が抜群にいい。僕が触れてきたマウスのなかでも、人差し指と中指の置きやすさは過去最高レベル。
敢えて指摘するなら、もうすこしマウス尻側の高さがあればより安定感があったかなとは思う。
かぶせ持ち


この持ち方はマウスとの接地面積が広く、シェル表面の滑りを気にせずホールドすることが可能。
ただし、短い全長かつ頂部も低いから手の裏をベタ付けすると中指や薬指あたりがやや窮屈に感じる。手のサイズと要相談。
総合評価
「つかみ持ち」や「かぶせ持ち」をするにはボディがちょっと薄いかなとは思うけど、基本的にはどの持ち方にも対応できる万能な形状。
癖がなく、色んな持ち方を試したいって人のにおすすめ。
それと、繰り返しになるけど左右ボタンの窪みはかなりいい感じ。どの持ち方をしてもボタンに指先がかかりやすく、自然とそこに指が収まるからフィット感は過去一。
Dragonfly F1 Proの仕様
次に、Dragonfly F1 Proの仕様について解説していく。
搭載センサーは「PixArt PAW3395」、マウススイッチには「Kailha GM8.0」を組み込んだ構成、普段使うボタンは合計5つでデフォルトの設定は下記のとおり。

- 左クリック
- 右クリック
- ミドルクリック
- 進むボタン
- 戻るボタン
底面にDPI変更ボタンが配置されてるんだけど、それ以外の用途にすることはできない。まあ普段触れるボタンでもないから良し。
PixArt PAW3395センサー

センサーはPixArt社「PAW3395」を搭載。最近のマウスはこればっかりでちょっと見飽きた。
だけど、それは信頼の頼裏返しみたいなもので完成度はやっぱり高い。解像度は50~26,000DPIの範囲、ポーリングレートも125~1,000Hz、別売りの専用ドングルがあれば4,000Hzまで調整できるらしい。
位置は先端から50ミリ、お尻から60ミリで

センターよりもすこし先端にオフセットされている。
クリック感
マウススイッチには安心と信頼のKailh GM8.0を実装。
Kailha GM8.0はカチッというしっかりとしたクリック感が特徴的。そのかわり、クリック音が高くて耳障りなものもあるんだけど、Dragonfly F1 Proはそこまで気にならなかった。

サイドには「コ」の字型のボタンが組み込まれていて、親指には強めにかかる感じ。

スイッチにはHuano製ホワイトドットが採用されていて、跳ね返りがやや強く、メインボタンよりもさらに硬めの印象。ゲームプレイの誤操作防止にはちょうどいいのかもしれない。

ホイールの回転はコリコリした感触なんだけど、前方向に回転させたときにスカッと抜けるような音がすることもあってちょっとチープさを感じた。
専用ソフトウェア
Dragonfly F1 Proには専用ソフトが用意されていて、VGN公式ページからダウンロード可能。
具体的な機能としては下記のとおり。
- バッテリー表示(5%刻み)
- ボタン設定
- ボタン設定プロファイル
- デバウンス遅延
- DPI設定
- ポーリングレート
- LoD
- リップル制御
- 直線補正
- トラッキング同期
- マクロ機能
UIは超シンプルでわかりやすいんだけど、対応言語は英語と中国語のみ。
割当できるボタンは合計5つ。DPIやポーリングレート、LoD等々はひとつの画面に集約。マクロは自動で記録するスタイルになってる。



簡素さは否めないから、あくまで最低限の機能って感じ。
欠点はポート設計とお尻の低さ

という感じでDragonfly F1 Proはイチ推し。って評価したかったんだけど、ポート設計とお尻の低さが個人的には惜しい。
もうすこしポート周辺のスペースに余裕があればマグネット充電アダプタで半無線充電できたし、あと1センチ尻高だったら「つまみ持ち」や「かぶせ持ち」の感覚はもっと良かったはず。
ただ、そこさえ目を瞑れば完成度はかなりいい感じ。なによりもコスパ重視って人には超おすすめ。
