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【OPPO Reno7 A レビュー】悪くはないけど、時期が悪い【価格・メリット・デメリットを解説】

2022年6月30日

Reno 5AやFind X3 Proの登場で密かに人気を獲得しているOPPO。そんなOPPOからRenoシリーズの最新作が6月23日に日本国内で正式販売しました。

ただ、現代はミドルレンジスマホの戦国時代。

数あるスマホを押しのけて存在感を示すことができるか非常に楽しみ。本記事では、OPPO Reno7 Aを実際に触って感じたこと、本体性能やメリット・デメリットを含めた評価をレビューしていきます。

本記事の目次(タップでジャンプ)

OPPO Reno7Aの特徴

今回発売されたOPPO Reno7 Aの特徴をまとめると下記。

  • 6.4インチ有機ELディスプレイ(90Hz駆動)
  • 薄型軽量
  • IP68防水防塵
  • Snapdragon695 5G
  • トリプルカメラ(標準、超広角、マクロ)
  • おサイフ対応
  • トリプルSIM+microSD対応
  • 5G対応
  • ColorOS 12
  • 定価44,800円

2022年のミドルレンジスマホとしては標準的な価格と性能ですが、今回特筆すべきなのは軽さとOPPOの独自機能でしょう。

ちょうどいいサイズ感で他社よりも軽量なスマホになっていて、便利なサイドバー機能やゲーミングモードも備えています。また、おサイフ機能や防水防塵には従来どおり対応。

スマホ価格が高騰している中で、付加価値も考えれば全体的に悪くないスペックになっています。

OPPO Reno7 Aの詳細なスペック

OPPO Reno7 Aの詳細なスペックが下記。参考に今世紀最大のライバルRedmi Note 11 Pro 5Gと比較していきます。

 OPPO Reno7 ARedmi Note 11 Pro 5G
CPUSnapdragon 695 5GSnapdragon 695 5G
メモリ6GB6GB
ストレージ128GB128GB
ディスプレイ6.4インチ(90Hz有機EL)6.67インチ(120Hz有機EL)
解像度FHD+(2,400 x 1,080)FHD+(2,400 x 1,080)
カメラメインカメラ(約4,800万画素)
超広角カメラ(約800万画素)
マクロカメラ(約200万画素)
フロントカメラ(約1,600万画素)
メインカメラ(約1億800万画素)
超広角カメラ(約800万画素)
マクロカメラ(約200万画素)
フロントカメラ(約1,600万画素)
バッテリー・充電4,500mAh(18W)5,000mAh(67W)
認証画面内指紋センサー
AI顔認証
側面指紋センサー
AI顔認証
SIMスロットnanoSIM×2
microSD
nanoSIM
microSDカード
eSIM
おサイフ
ワイヤレス充電
防水・防塵IPX8/IP6XIPX3/IP5X
サイズ160×74×7.6 mm164×76.1×8.12 mm
重量175g202g
価格44,800円44,800円

価格は同等ですが、細部でそれぞれの強みが異なっているかんじです。処理能力やカメラ性能よりも、持ちやすさや軽さを重視する人はOPPO Reno7 Aの方がおすすめになります。

Snapdragon 695 5G

OPPO Reno7 Aの処理能力はしっかりミドルレンジ級に収まっています

AnTuTu Benchmarkスコアは約38万点、Geekbenchではシングル687点、マルチ1,940点という結果。僕が過去に計測したスマホとAnTuTu Benchmarkスコアを比較するとこんなかんじ。

  • OPPO Reno7 A(Snapdragon 695 5G):380,669
  • Redmi Note 11 Pro 5G(Snapdragon 695 5G):364,419
  • Redmi Note 10 Pro(Snapdragon732G):339,728
  • Redmi Note 11(Snapdragon680):235,149

従来機のOPPO Reno5 Aから据え置きの性能にはなっていますが、普段使いでライトユーザーが困ることはほぼないでしょう。

また、本機種には「システム劣化防止機能」が搭載されています。スマホは使い続けると動作がだんだん重くなることが多いですが、この機能のおかげで36ヶ月使用してもシステム劣化を5%まで抑えてくれるらしいです。

長くスマホを使い続ける人にOPPO Reno7 Aは最適と言えるかもしれません。

4,500mAh/約16時間の電池持ち

OPPO Reno7 Aは軽量なだけあってバッテリー容量が4,500mAh。最近のスマホとしてはやや少なめの印象。

しかし、実際にバッテリー計測アプリで試してみると、90Hz駆動では100%から20%になるまで約16時間もバッテリーが持ちました。(測定条件:明るさ50%、音量50%、90Hz駆動)

僕が過去に計測したスマホと比較するとこんなかんじ。

  • Redmi Note 11(90Hz):18時間7分
  • OPPO Reno7 A(90Hz):15時間41分
  • Redmi Note 11 Pro 5G(120Hz):12時間30分
  • Redmi Note 10 Pro(120Hz):12時間5分

より大きなバッテリーを積んでいるRedmi Note 11 Pro 5Gよりも長く使い続けることができます。

これはおそらくリフレッシュレートとディスプレイサイズが要因。OPPO Reno7 Aはあえて画面をすこし小さくすることで発色面積を減らし、かつ描画回数を抑えて省電力なスマホに仕上げました。はい賢い。

あとは時間重視で60Hzにするか、快適さ重視で90Hzにするか。どちらにしても1日は余裕で耐えれる驚異のバッテリー持ちです。

OPPO Reno7 Aは美しすぎる外観

OPPO Reno7 Aは何年使い続けても色褪せないようなデザインに仕上げてきました。

背面は「OPPO GLow」という独自のマット加工を施し、星空のように輝く美しさがあります。光の当たり方で色合いも変わるし、これだけで天体観測できちゃうぐらい綺麗。

背面左上にカメラなどを搭載していて、カメラは広角・超広角・マクロのトリプルレンズ構成。レンズ周りのアルミリングもカメラ部の高級感を演出するいいアクセントになっています。

カメラのすぐ隣には従来機にも備わっていたおサイフマーク。Felica/おサイフ機能は背面上部を近づけると使うことができます。

背面右下には銀色に輝くOPPOの文字。

側面はフラット形状ですが、エッジ部分がわずかに削られていて手に馴染みやすくなっています。

インターフェースは上面にノイズキャンセリングマイク。

下面は左から順番にスピーカー、ノイズキャンセリングマイク、USB Type-C端子、イヤホンジャック。

右側面には電源ボタン。

左側面にSIMスロットと音量ボタンを備えています。

SIMスロットはSIMカードとmicroSDの排他式。2枚の物理SIMに対応しているし、片方をmicroSDに交換してストレージ確保も可能です。

正面はリフレッシュレート90Hzにも対応した6.4インチの有機ELディスプレイ。

OPPO Reno7 Aは物理指紋センサーではなく、ディスプレイ内に指紋認証用のセンサーが搭載。

ディスプレイ上部にはパンチホール型のフロントカメラと受話口をセンターに配置。

Xiaomiと同じく、OPPOも液晶保護フィルムを貼り付けての販売で嬉しい。ただ、試供品だからなのかフィルムが薄くて強度に不安があります。保護フィルムの質はXiaomiの方が高いかもしれません。

Redmi Note 11 Pro 5Gを横に並べてみるとこんなかんじ。

ディスプレイサイズは6.7インチのRedmi Note 11 Pro 5Gと比べるとやや小ぶり。それなりに手の大きい僕でも6.7インチは扱いづらいから、これぐらいがちょうどいい気がします。

視野角も広く、よっぽど斜めから画面を見ないかぎり発色に変化は見られません。

薄型のボディだから重量は軽くて172g。片手でも重いと感じることがありません。

ちなみに付属のスマホケースを付けた状態での重量は193g。

メインで使っているRedmi Note 11 Pro 5Gとの重量差は約40gなんだけど、実際に持ってみるとその差は歴然。圧倒的にOPPO Reno7 Aのほうが軽くて疲れにくいです。

OPPO Reno7 Aのゲーム性能

OPPO Reno7 Aの処理能力は、ベンチマークアプリで計測したとおりミドルレンジ級に収まっています。

そのため、本機種のゲーム性能が高いかと言われると正直そこまでといった印象。負荷の軽い2Dゲームであれば快適にプレイできると思いますが、3Dゲームは遊ぶアプリを選ぶことになるでしょう。

どれぐらいまでなら快適にプレイできるのかを検証するために、下記のゲームで確認をしてみました。

  • モンスターストライク
  • ポケモンGO
  • ウマ娘
  • 荒野行動
  • 原神

また、動作は下記の5段階で評価していきます。

  • ストレスなく快適に遊ぶことができる
  • 快適に遊ぶことできる
  • 普通に遊ぶことができる
  • それなりに遊ぶことができる
  • 動作が重くて遊ぶのは厳しい

それでは、OPPO Reno7 Aでプレイしたゲームの動作結果をチェックしましょう

モンスターストライク

OPPO Reno7 Aでモンストをプレイところ、結果は『快適に遊べる』ことが分かりました。

操作感、スキル発動、ガチャ演出など特に不満はありませんでした。もっともミドルレンジクラスでこのゲームを遊べない端末はないと思っていますが。

ポケモンGO

OPPO Reno7 AでポケモンGOをプレイところ、結果は『快適に遊べる』ことが分かりました。

ポケモンGOは3Dゲームですが、激しい挙動が多いわけでもないのでモンストと同じく遊んでいてストレスを感じることはないでしょう。バトル演出についても問題はありませんでした。

ウマ娘

OPPO Reno7 Aでウマ娘の動作を試したところ、結果は『普通に遊べる』ことが分かりました。

最近はウマ娘自体にアップデートがされたおかげなのか、以前よりもゲームプレイが軽くなったような気がします。そのおかげで、トレーニングメニューやイベント選択肢後もスムーズでした。

Snapdragon 695 5G搭載機では、ガチャ画面を開くとアプリが落ちる可能性大。(2022年7月時点)

荒野行動

OPPO Reno7 Aで荒野行動の動作を試したところ、結果は『それなりに遊べる』ことが分かりました。

グラフィック設定を中レベルまで抑えておけば移動や撃ち合いでラグを感じることもないと思います。長時間プレイすると端末が熱を持つので暇つぶし程度がおすすめ。

原神

OPPO Reno7 Aで原神の動作を試したところ、結果は『それなりに遊べる』ことが分かりました。

スムーズ状態で遊ぶには画質設定を『低』、フレームレートは『30』にしなくてはいけません。その状態でも複数の敵と戦闘になったときはたまにラグを感じることがありました。

しかし、サクサクプレイを期待しなければ全然遊べるレベルです。恐るべしミドルレンジスマホの底力。

OPPO Reno7 Aのカメラ性能

ここからはOPPO Reno7 Aのカメラ画質をチェックしていきます。結論から話をさせてもらうと、OPPO Reno7 Aのカメラ性能はややイマイチという評価に落ち着きました。

OPPO Reno7 Aのカメラ構成は下記の通り。

  • 4,800万画素 広角カメラ
  • 800万画素 超広角カメラ
  • 200万画素 マクロカメラ

本機種は望遠カメラを搭載していないので望遠はすべてデジタルズームとなります。

カメラ画質はRedmi Note 11 Pro 5Gと比較していきます。カメラアプリはプリインストールしているもので、撮影設定はAI補正オンのオート撮影。

標準カメラ比較

まずは標準カメラで撮影した写真を比較していきます。

OPPO Reno7 Aはコントラストが強くて、樹木や建物の影がハッキリとしています。わずかではあるけど画角はRedmi Note 11 Pro 5Gの方が広く感じました。Redmi Note 11 Pro 5GのAI補正は色合いが自然で、肉眼で見るのと近い状態で写してくれるように感じます。

反逆光条件で撮影したとき、OPPO Reno7 Aはシャドウを持ち上げて明るい写真にしてくれます。Redmi Note 11 Pro 5Gは映えるようにAI補正が働いていて、OPPO Reno7 Aはどちからと言えば自然な色合いに仕上げる傾向。

スタジアムの撮影も似たような写真。OPPO Reno7 Aは肉眼で見たままの印象で、Redmi Note 11 Pro 5Gは加工の必要がないぐらい色を盛ってくれる。

接写して花を撮影すると、どちらもAI補正がしっかり効いていて背景のボケもいいかんじ。ただ、Redmi Note 11 Pro 5Gの方が色鮮やかな写真になりました。

夜景撮影をしてみると、OPPO Reno7 Aは建物が白飛びしていて、露出を上げて明るい写真にする傾向が仇となったかんじ。広角カメラはノイズが目立ちづらく好印象。

色合いはすごい綺麗なんだけど、この写真もOPPO Reno7 Aは看板が白飛びしちゃってます。暗所撮影における露出のバランスはRedmi Note 11 Pro 5Gの方が一枚上手。

周りに十分な光量があればほぼ違いのない写真に仕上がります。あえて指摘するならホワイトバランスとわずかな画角の狭さぐらい。

OPPO Reno7 Aの広角カメラは全体的にレベルが高くて、目で見たままの写真を残してくれます。ほぼ失敗のない写真が気軽に撮影できちゃいます。欠点は夜間の白飛びぐらい。でも、このスマホ45,000円。文句の付けようがありません。

超広角カメラ

続いて、超広角カメラの比較をしていきます。

超広角カメラでの撮影は結構な違いがでていて、この写真はAIの色補正がすこし暴走しています。全体的に緑色が足されたので違和感のある写真になってしまいました。

色味はバッチリなんだけど、OPPO Reno7 Aは左上の屋根部分にノイズの粗さが目立ってしまいました。

OPPO Reno7 Aは建物を自然に、Redmi Note 11 Pro 5Gは緑と青をより濃くしてくれます。個人的にはRedmi Note 11 Pro 5Gの空が好き。

超広角カメラでも暗所の白飛びは発生。ただ、OPPO Reno7 Aはノイズ処理がされていて、のっぺりした写真になる代償にノイズが目立ちにくくなっています。

ぱっと見のザラつきがなくなるのでこれは好みが分かれます。OPPO Reno7 Aの滑らかさか、Redmi Note 11 Pro 5Gのシャープさか。

OPPO Reno7 Aでの暗所撮影は、細部がボヤけてしまうので繊細さはある程度切り捨てないといけないでしょう。

望遠カメラ

ここからは望遠側の写真を比較します。

ただ、OPPO Reno7 AもRedmi Note 11 Pro 5Gも望遠レンズは搭載されていません。どちらも2倍デジタルズーム撮影になります。参考程度に。

OPPO Reno7 Aは広角カメラのように自然な色合いでハッキリとした写真。Redmi Note 11 Pro 5GはAI補正でちょっとだけ眠たい印象になります。

暗所撮影は白飛びが解消されているけど、ノイズ処理が強すぎて樹木以外の輪郭が崩壊しつつあります。

OPPO Reno7 Aの望遠ズームは絵画みたいな印象になりがち。ただ、どちらもデジタルズームなので微妙。シャープさが残るRedmi Note 11 Pro 5Gのほうがマシというレベルです。

OPPO Reno7 Aはマクロやポートレート撮影に対応

OPPO Reno7 Aはマクロ撮影やポートレート撮影に対応していて、極限まで接写すると葉っぱの産毛まで捉えることができます。

ポートレート撮影は意外と優秀で、被写体のインクレディブルパパが綺麗に浮かび上がっています。印象的な写真を撮影したいときに使いましょう。

OPPO Reno7 Aの動画撮影性能は劣化

OPPO Reno5 Aの動画撮影は最大4K/30fpsや1080p/60fpsに対応していましたが、OPPO Reno7 Aはそれらに非対応とな性能がなりました。つまり、動画性能は大幅に低下しています。

電子手ブレ補正にも期待はできず、歩きながらの撮影には向いていません。

スマホで動画を撮影したい人はミドルレンジスマホじゃなくて、iPhoneやGoogle Pixelの購入がおすすめ。

OPPO Reno7 Aのカメラ評価

OPPO Reno7 Aのカメラはバランスが良くて使いやすい模範生みたいな性能をしています。妙な加工をせずにナチュラルな写真を撮影したい人におすすめ。

昼間の撮影は、ミドルレンジスマホの中でも指折りのスマホとなるでしょう。

弱点はやっぱり夜間撮影。看板の白飛びが起こりやすく撮影対象を選ぶことになります。またノイズ処理が必要以上に効いてしまっていて、細部の繊細さはなくなりがちなのも気になるところ。

OPPO Reno7 Aのメリット

OPPO Reno7 Aを実際に触ってみて感じたメリットをまとめてみると下記になります。

● 長年使っても飽きない美しすぎるボディ
● 防水防塵、薄型軽量で使いやすい
● 4500mAh/14時間のバッテリー持ち
● おサイフ機能でキャッシュレス
● nanoSIMとeSIMで3回線を管理可能
● クイック機能
サイドバー機能でアプリを素早く起動
● アプリクローンでSNSアカウントを複数管理
● 
キッズスペースでお子様が使っても安心

付加価値を含めて、ここからいくつかのポイントをピックアップして紹介していきます。

nanoSIMとeSIMで3回線を管理可能

OPPO Reno7 A物理SIMを2枚セットできるんだけど、それ以外にeSIMにも対応しています。

バッテリー残量が残り数%でも、約15分で50%、約40分もあれば100%まで回復させることができます。これに慣れてしまうと、もはやバッテリー持ちとかあんまり気にならなくなるので非常に便利なんです。

クイック機能サイドバー機能でアプリを素早く起動

OPPO Reno7 Aにはクイック機能やサイドバーという便利な独自機能が搭載。

クイック機能は指紋認証後に指をスライドさせることで登録アプリを起動します。登録できるアプリは合計5つで、自分の好きなものを好きな順番で配置できます。

また、画面端をスライドして呼び出すサイドバー機能は、クイック機能と同じように登録アプリをサイドメニューから起動させることができるようになります。

クイック機能はカメラやLINEのような利用頻度の高いアプリ、サイドバーはGoogleマップなどのたまに使う必須アプリを登録するなど上手に使い分けをしましょう。一度慣れると手放しづらい機能です。

アプリクローンでSNSアカウントを複数管理

OPPO Reno7 Aはクローンアプリを作成して、LINEやFacebookのアカウントを複数管理できます。

仕事とプライベートをしっかり分けてSNSを使いたい人には必須の機能。僕はしたことないけど浮気バレ防止などにも使えて楽しみ方は無限大です。

ただし、すべてのアプリが複製できるわけではないことに注意しましょう。

キッズスペースでお子様が使っても安心

子供に自分のスマホを使わせるときの不安を解決してくれるのがキッズスペース機能です。

使用時間や利用アプリを制限したり、勝手に課金ができないようなロックをかけるなどの設定ができます。もし、どうしてもスマホを子供に貸さないといけないときは、キッズスペースを起動させてから渡しましょう。

自分の子供でも過信は禁物です。自分のスマホは自分で守れというOPPOからのメッセージ。

OPPO Reno7 Aのデメリット

一方で、OPPO Reno7 Aを実際に触ってみて感じたデメリットをまとめてみると下記になります。

● カメラ性能がイマイチ
● 無線充電に非対応
● 指紋認証の速度がやや遅い
 シングルスピーカーで音質が弱め

● 急速充電が18W
● 両側インターフェースで操作しづらい

ここからいくつかのポイントをピックアップして紹介していきます。

無線充電に非対応

OPPO Reno7 Aはミドルレンジクラスのため、従来機と同じく無線充電に非対応となります。

とはいえ、逆にハイエンドスマホと比べて付加価値の差はこれぐらいしかありません。Renoシリーズに残された唯一の難題と言っていいでしょう。

ワイヤレス充電じゃないと我慢できない身体になっている人に本機種はおすすめできません。

指紋認証の速度がやや遅い

OPPO Reno7 Aのディスプレイ指紋認証は、物理指紋センサーを比較すると精度がやや悪い印象。

物理指紋センサーは電源ボタンをタップするだけでロック解除されますが、OPPO Reno7 Aは指紋を認識するまで画面に指を当て続ける必要があります。

OPPOのハイエンドスマホFind X3 Proは指紋認証が爆速だっただけに残念なポイントです。

急速充電が18W

OPPO Reno7 Aは18Wの急速充電に対応していますが、どちからと言えば中華スマホとしては弱い部類。

最近のミドルレンジスマホは無線充電には非対応でも有線充電が強力な場合が多く、ライバルのRedmi Note 11 Pro 5Gは最大67Wの急速充電に対応しています。

1時間も足らずでフル充電できる環境に慣れている人は使いづらく感じると思います。

OPPO Reno7 Aの評価まとめ

相変わらずコスパが爆発しているOPPO Renoシリーズ。4万円でイカしたデザイン、そこそこの処理能力、薄型軽量、おサイフ機能の詰め込まれた付加価値もりもりスマホを手に入れることができちゃいます。

ColorOS独自のサイドバーやクイック起動もめちゃくちゃ便利で、Androidの標準機能にして欲しいぐらい。OPPOのせいでまたスマホ市場が荒らされる結果となりました。

それぐらいのレベルで買ってもいい一台となります。発売がもう少し早ければ。

なぜなら120Hz駆動ディスプレイ、高いカメラ性能、高音質デュアルスピーカー、67W急速充電という強すぎる付加価値を持ったRedmi Note 11 Pro 5GがXiaomiからすでに解き放たれているから。そのうえ専用の急速充電器が付属して価格はほぼ同じ。どちらを買うべきかは言わなくも分かるはず。

Redmi Note 11 Pro 5Gについて詳しく知りたい人は、過去記事で紹介をしているのでそちらへ。

【Redmi Note 11Pro 5Gレビュー】待望のおサイフ対応ミドルレンジスマホ

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つまり、発売時期が悪かった。Redmi Note 11 Pro 5Gさえいなければ、コスパ最強のミドルレンジスマホになっていたはず。

相対的に見たOPPO Reno7 Aのメリットは軽さ、防水防塵性能、電池持ち。普段使いを重視する人はOPPO Reno7 Aがおすすめです。

OPPO Reno7 Aをお得に購入できる方法

そんなOPPO Reno7 Aですが、IIJmioで期間限定のMNP特価セール中です。

定価45,800円のスマホがなんと2万円以下、通常価格でも24,800円で購入可能。最近のIIJmioは闇取引でもしてるのかってぐらい端末価格が安くなります。公式の販売記念よりも安いってどういうことなの。

OPPO Reno7 Aを購入予定の方は、ぜひIIJmioでセールを確認しましょう。他には楽天モバイルもポイント還元で実質割引をしているから合わせてチェック。

最強コスパのミドルレンジスマホ決定(2023年2月時点)

OPPO Reno 7 Aは決して悪くないスマホ。なんならデザイン・付加価値のレベルは結構高いはずなんだけど、今回は相手が悪かったと言わざる負えない。

というのも2022年後半にあのPixel 6aが登場してしまったんだ。

ハイエンドスマホに肩を並べる処理能力、暗所にもそこそこ強いカメラ性能を備えていて価格もお手頃。詳細は下記記事からチェックして欲しい。

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