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【のどごし改善】ダマをつくらないプロテインの溶かし方を検証する

一日に必要なタンパク質を食事だけで摂るのはかなり難易度が高めだから、僕はプロテインで不足分を補ってるんだけど、溶け切ってないプロテインはめちゃくちゃマズい。

味そのものは耐えられる。ただし、ダマになったプロテインの不快感ったらなくて、たぶんあれがプロテインを嫌いになる最大の理由。

そこで絶対にダマをつくらないプロテインの溶かし方を今回見つけたから参考にしてほしい。

プロテインは体の基盤

改めることでもないけど、タンパク質を摂取しないといけない理由はこんな感じ。

  • 皮膚や髪の毛といった身体の新しいパーツ作り
  • ホルモンなどを作って病気になりにくくする
  • 筋肉量の増加や維持

他にも、貧血予防とか集中力の維持までしてくれて、逆にいえばタンパク質が不足するとハゲるし病気になりやすくなるし、仕事もうまくいかなくなる。

僕たちの生活はタンパク質で成り立ってるも同然なんだ。

一日に取るべきタンパク質は最低でも65グラム

タンパク質が欠かせない栄養素ってことは分かった。

じゃあ具体的にどれぐらい取ればいいかっていうと、成人男性なら一日に65グラム、成人女性なら一日に50グラムは摂取しておきたい。

ただし、これは病気とかの原因にならない最低限の目安。若い身体作りや健康のためには1.5倍ぐらいの量がさらに必要。

一日当たりのタンパク質平均摂取量は70グラム

にもかかわらず厚生労働省の調査だと、現代人が一日に摂取してるタンパク質は約70グラムらしい。

病気にならないギリギリのラインを達成してるかどうかって感じで、健康維持を目標にするなら正直なところ全然足りていないんだ。

だからプロテインは飲んだほうがいい、というシンプルな話。

粉プロテインのダマが天敵

それで冒頭の話に戻るんだけど、プロテイン最大の欠陥がダマのできやすさだ。

シェーカーに残った塊の不快感。プロテインを一度買ったことがあるなら必ずあれを経験してるはず。味自体はそれほどマズくないんだけど、あのダマが人々から飲む気力を奪っていく。間違いない。

ダマができる原因

そもそもなんでこんなにダマができるのか、ネットで語られていた原因は下記のとおり。

  • 粉と牛乳の量が合ってない
  • 粉と牛乳を入れる順番
  • 牛乳が冷たすぎる
  • シェーカーを使ってない
  • シェーカーの振り方が合ってない
  • シェーカーの振り方が足らない

ただ、どうにも釈然としない。

分量も順番も守ってるし、シェーカーをめちゃくちゃ振って解決しないからこっちは悩んでいるんだ。

可能性があるとすれば温度なんだけど、温めたプロテインを夏場に飲むとかたぶん無理。できれば市販のプロテイン飲料みたく冷たいまま美味しく頂きたい。

ダマをつくらないための製品3選を検証

そんなダマを作らないための秘策はないだろうかと調べて、今回使えそうなアイテムを三つ厳選した。それが下記。

  • ブレンダーボール
  • ミルクフォーマー
  • マグネットスターラー

これでどれくらいダマができにくくなるのか検証してみたから、結果も合わせてメリット・デメリットを紹介していく。ちなみに比較検証するため下記の条件で混ぜ合わせた。

検証条件

  • 粉プロテインは25グラム、牛乳は250ミリリットル
  • 牛乳を入れてから、粉プロテインを入れる
  • 粉プロテインは一度に全部入れる
  • 混合時間は15秒

ちなみに、シェーカーでいつもどおり振るだけだとこれぐらいのダマができる。

茶色の粒々がダマ。今回はそんなにできてないんだけど、これが口のなかに残ったときの食感が最悪。これをなんとかしたいんだ。

製品①ブレンダーボール

「プロテイン ダマ」って検索すると、真っ先におすすめされるのがこの製品。

金属のバネみたいなボールを一緒に入れると、粉プロテインと液体が効率よく混ざってくれるんだ。

15秒間シェイカーを上下に振り続ける。回数にするとたぶん30回ぐらい。

シェイカーのなかはこんな感じ。

これをキッチンペーパーで濾してみたのがこれ。

驚いた。ダマがほとんどない。こんなボールでなにが変わるんだって思ってたけど、これはかなり改善されてる。ちょっとだけ残ってるヤツも実際飲んでみたら全然感じなかった。

製品②ミルクフォーマー

均一に混ざってないなら、均一になるまで混ぜまくればいいじゃない。

という力業で解決するために購入したのがミルクフォーマー。ラテアートに入れる泡立った牛乳を作るのが本来の用途なんだけど、今回はめちゃくちゃ撹拌するために使う。

ちなみに2本の単三電池で動いてくれる。

粉プロテインと牛乳をミルクフォーマーで15秒間混ぜて、

シェーカーのなかはこんな感じ。

キッチンペーパーで濾してみるとこれ。

これは酷い。ダマの塊でしかない。原因はミルクフォーマーのパワー不足で、軸の先端に粉プロテインが引っ掛かると全然回転しなくなるんだ。

本来の用途じゃないから仕方ないんだけど、これは飲めたものじゃない。

製品③マグネットスターラー

これは大学とかで理系、特に化学専攻の人ならだれもが触れたことのある機械。均一に混ぜるといえばこれをおいて他にない。

仕組みはめちゃシンプル。天板下にあるS極とN極の磁石を回転させると、

マグネットを内蔵してる回転子ってやつが一緒に動くから、それで容器のなかを撹拌させるんだ。

牛乳、回転子、粉プロテインの順番に入れて

混ぜ合わせる。回転数はマックス。

15秒間混ぜたときのシェーカーのなかはこんな感じ。

キッチンペーパーで濾したのがこれ。

うん、ミルクフォーマーで混ぜたときよりも、ちょっとだけ小さいかなってレベルで大差ない。マジで金の無駄に終わった。

ダマをつくらない混ぜ方は結局これ

結論としては、ブレンダーボールを入れて上下に振る。これしかない。

というのも、軽いダマはそのうち水面まで浮かんでくるから、底を混ぜたところでまったく意味なし。たぶん飲料メーカーは撹拌機で混ぜてはいるんだけど、上澄みだけを後から取ってるんだと思う。

一般家庭でそこまでするならブレンダーボールで全然OK。ダマなんてほぼ気にならなくなるから。

プロテインの美味しい飲み方

ただ、シェーカーを振ったときにでるのが泡立ち問題。本当はこれも解決したいんだけど、残念ながらこの泡は炭酸みたいなものだから放置して抜けるのを待つしかない。

ということで、僕が考えるプロテインの美味しい飲み方はこの手順。

  • 牛乳250ミリリットルを測る。
  • ブレンダーボールを入れる。
  • プロテインを匙一杯入れる。
  • 30回上下に振り続ける。
  • 冷蔵庫のなかで10分間放置する。

今回の検証は徒労でしかなかったけど、ブレンダーボールの真価を確認することはできた。プロテインの飲み方で悩んでる人は是非とも参考にしてほしい。

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