
最近ポケモンスリープっていうスマホゲームを遊んでるついでに、スマートウォッチで睡眠の質を計測してるんだけど、どうやら僕の睡眠レベルはかなり低いらしい。
レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが極端。
睡眠の質を上げるため、生活習慣の見直しをだけじゃなく快眠グッズにも手を付けた。今回はそのなかでも音を遮断する耳栓を3つ購入したから比較レビューする。
睡眠の質について

良い睡眠は、質に左右されるっていうのはもはや有名な話なんだけど、じゃあ質はなにで決まるのか。そのひとつがレム睡眠とノンレム睡眠の周期バランスなんだ。
一説だと、最初の3時間をノンレム睡眠スタート、それからは90分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返し、朝が近付くとレム睡眠が長くなって目を覚ますっていうのが理想の睡眠らしい。
ちなみにスマートウォッチで計測した僕の睡眠サイクルはこんな感じ。

うん。深い睡眠の時間が短すぎ。これじゃあ疲れが取れてないのも納得できる。
睡眠の天敵になるのが光と音

それで、こんな睡眠になってるのは光と音がたぶん関係してる。
どうやら光を浴びることで睡眠を促進するホルモンの分泌が止まるらしいし、音のする環境だと寝返りの回数が増えてどんどん睡眠が浅くなってしまうみたいなんだ。
とりわけ僕の住んでる地域は騒音がすごい。活きのいいドライバーがよく現れるせいなのか、パトカーのサイレンが連日連夜鳴り響いてる。
このままだと永遠に安眠できない。それはマズいぞって流れで耳栓の導入を決意したんだ。
人気の耳栓
今回購入した耳栓は下記の3つ。
- Meilluer クオリネ
- Quietide Q11
- MOLDEX メテオ
どれも耳栓で検索すればおすすめランキングによく上がってる製品なんだけど、それぞれタイプが違うから装着感とか遮音性をしっかりと比較していきたい。
Meilluer クオリネをレビュー

名前のとおり、まるでクリオネのような形状と透明感が特徴的な耳栓。

耳栓そのものはかなりコンパクト。ケースも超薄型だから携帯性はかなり優れてる。

先端の頭みたいなところは薄いシリコン膜で、

胴体は指でつまみやすいように固めのプラスチックで構成されてる。

クオリネは他の耳栓と違って、耳を密閉しきらずにちょっとだけ隙間ができるからカナル型イヤホンみたいな圧迫感が苦手ならおすすめ。


そのかわり遮音性はあんまり感じられないんだ。
スマホから流した騒音と集音マイクで実際に遮音性を計測してみると、

結果はこんな感じになった。

遮音性は-7dbで、効果は一応あるけど微々たる差。
あとクオリネはかなり外れやすくて、何度か寝返りをうったら行方不明になるレベル。僕のやつは気が付いたら片耳だけになっていた。
Quietide Q11をレビュー

それで次に購入したのがQuietideっていうところのQ11シリーズ。
このメーカーは睡眠用耳栓をいくつか販売してるんだけど、一番安くてサイズも3種類付いてくるからこれにした。一応アップグレード版も出てるらしい。

外観はこんな感じで、よくあるカナル型イヤホンみたいな形状してる。

装着ズレを防止するイヤーフックが備わってるんだけど、朝起きると床に落ちてたりすることがたまにあるから安定感はそこそこ。

ゴムみたいな柔らかさと弾力のあるTPE素材でできてるから、イヤーチップとフック部分はかなりフニャフニャで。

遮音性をテストした結果はこのとおり。

遮音性は-16db。二段のイヤーチップがしっかりと密着するから、クオリネよりも明らかに遮音効果を感じられる。
耳穴に蓋をするような装着感だから寝返りをしたときに痛くならないのもグッド。


なによりスリーサイズ同封されて790円っていう価格がヤバい。最悪、三回失くしても大丈夫と考えればコスパは激高。
MOLDEX メテオのメリット・デメリット

耳栓はQuietide Q11で充分だなって思ってたんだけど、おすすめ耳栓って調べてると必ずでてくるのがMOLDEX。
なんでも米軍が愛用してるぐらい遮音性に優れてるらしいんだ。
米軍イチオシの耳栓なら試してみるかってことで購入したのがMOLDEX メテオ。

見た目はダイソーで売ってるフォームタイプの耳栓とほとんど変わらないんだけど、実際触れてみると質感の違いにちょっと驚いた。

ダイソー製品がスポンジだとしたら、MOLDEXは粘土の域。それぐらいウレタン密度に差を感じる。

フォームタイプの耳栓は、潰してから耳穴に突っ込むんだけど、ウレタンの膨らむスピードが早過ぎるとうまくフィットせず遮音性が低くなりがちなんだ。
その典型的な例がダイソー製品で、同じタイミングで成型したはずなのにその差は歴然。

MOLDEXはゆっくりと膨らむから耳の奥まで入れやすく、密閉性も抜群にいい。
そんなMOLDEXの遮音性をテストした結果はこんな感じ。

遮音性は-22db。さすが米軍愛用の耳栓。効果はNo.1といっても過言じゃない。
ただ、気になるところがいくつかあって、まずMOLDEXは装着するとかなり飛び出してくるから寝返りするとそれなりに違和感がある。


フィット感がいいから外れるってことは全然ないんだけど、横向きが寝やすいって人は慣れがいるかも。
それとフォームタイプの耳栓は加水分解するから水洗いができないし、空気中の水分でも劣化してくから基本的には使い捨て。お財布にあんまり優しくない。
実体験おすすめ耳栓の評価まとめ

各耳栓の評価をまとめると下記のとおり。
| 商品名 | クオリネ | Quietide Q11 | MOLDEX メテオ |
| 携帯性 | (5) | (4) | (3) |
| 清潔感 | (5) | (5) | (3) |
| 装着感 | (3) | (4) | (4) |
| 遮音性 | (3) | (4) | (5) |
| 価格 | (3) | (4) | (4) |
それで結局どれがおすすめって話をすると、僕のなかではQuietide Q11が万人受けすると思う。
たしかにMOLDEXのほうが遮音性に優れてるんだけど、寝返りしたときの違和感と清潔感がどうしても気になる。Quietideも気にならないぐらいには騒音を抑えてくれるし、水洗いしてずっと使えるコスパの高さが魅力的なんだ。
もちろん最強の遮音性を求めるならMOLDEXが最適解。ただし、クオリネは耳を塞いだときの圧迫感がヤダって人じゃないかぎり選ぶ意味はない。
原因をひとつずつ潰すのが大事

耳栓をしたからってすごく寝れるようになるわけじゃないんだけど、少なくともこれで騒音問題は解決したわけだから、しないよりは絶対にしたほうがいい。
原因をひとつずつ潰していけば、いつか質のいい睡眠ができるようになるはず。
また睡眠改善ネタを実際に試したらブログ記事で共有するから参考にしてもらえると嬉しい。